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#4 英語は一生使える財産―帰国した生徒に聞く

帰国した生徒からもたらされる現場の情報には、コンサルタントが知り得なかった貴重なものがあります。昨日のブログでは、ESLクラスの運営の仕方について述べましたが、今日は現地のアメリカ人生徒についての情報です。
ジュニアボーディングスクールはアメリカの場合、9年生が最高学年です。その最高学年にアメリカ人生徒が10名もいないというのです。高校としてボーディングスクールに比べるとジュニアボーディングスクールはアメリカのニューイングランド地方に10校程度しかありません。生徒数も6年生から9年生の4学年で多くても250名程です。4学年に均等な生徒数ではなく6年生から徐々に増えて8年生がピークになると思っていたのですが、英語力のあるアメリカ人生徒は、9年生で高校へと移っていくのは普通であることがわかります。
一方で留学生は、中学校1年、すなわち7年生で留学を開始したとしても明らかに英語力の点では、学校の期待に応えることができません。日本人留学生の場合、たとえ日本でインターナショナルスクールに在籍していたとしても、アメリカ人生徒と同等に英語のクラスを受けることは難しいかもしれません。日本のインターナショナルスクールのレベルとジュニアボーディングスクールのそれに差があるためです。したがって、難関高校としてのボーディングスクールを目指すために、十分な英語力をつけるためには、3年間、同じ学校で英語力を身につけたほうが合理的に勉強できるということになります。
では英語力はどれくらい必要なのでしょうか。
IBTTOEFLで80点がその目安となるでしょう。その点数は、ランク4以上のボーディングスクールに入学するために必要です。また、100点という点数は、日本の大学入試で早稲田、慶応、ほか国立大学の入試で帰国生が達成するべき基準点です。アメリカの場合、大学入試でもIBTTOEFLで100点という数字は、十分な英語力を示す基準となります。
TOEFLは留学生のために開発された英語力を計るテストですが、読むこと、書くことに重点が置かれるほか、IBT(インターネットベーストーフル)においては、スピーキングとリスニングまでもあるのですが、高校や大学の授業で必要な英語力を計るのにとても良くできている試験です。アメリカの場合、難関大学と難関高校で要求されるTOEFLの点数にあまり差がないのは、TOEFLが合否を判定する決定的な要素ではなく、英語力を計る一つの物差しであることがわかります。
アメリカ人生徒が8年生でジュニアボーディングスクールを終了するのは、それまでに高校が要求する英語力をすでに身につけているからにほかなりません。日本からの留学生もその英語力をなるべく上げるためにジュニアボーディングスクールでの学習が極めて大切です。

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