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英語の国際性

近頃公開された007映画では、多くの国がその撮影に使われています。
地元イギリスをはじめとして、メキシコ、イタリア、オーストリア、南アフリカ、
日本、もう一つアジアの国、多分インドだと思うのですが、定かでなくてすみません。
善も悪もそのネットワークにおいて、世界がどんどん狭くなっています。
それが今の世の中の流れではないでしょうか。
もちろん、経済も言うまでもありません。
現在のところ、世界の基準貨幣はドルになっていますが、
第二次大戦後続いてきたこの経済世界の体制も今後はどうなるか
誰にも正確な予測は不可能ではないかと思います。
しかし、世界言語としては、英語が定着していると思います。
アメリカとソビエトが世界の勢力を二分して争っていた冷戦時代は、
エスペラント語という新たな世界言語が発明されたようですが、
結局立ち消えてしまったようです。
言語において、世界で最も使われているのは、英語ではないようですが、
今、日本の現状を考えてみると、英語の習得は教育界において、
優先順位の極めて高い課題であると思います。
これから世界がより狭くなり、ネットワークでつながり、
また日本により多くの外国人が訪れるなかで、
そのコミュニケーションツールとして英語は好むと好まざるとにかかわらず、
子どもたちが習得を余儀なくされる必須知識となると思います。
英語が解ったら自分の世界が広がり楽しいというプラスの動機がその学習には、
欠かせないと思いますが、「学ばなければならない」という目標を
大学入試のためでなく、今後の日本のためにという大きな倫理設定が
必要ではないかと私は切に思っています。
中学生を中心とした子どもたちの留学をお世話している私にとって、
英語習得のプロセスは決して難しいものではなく、
誰でも手に入れることができることだという認識があります。
それを阻害しているのは、将に言語習得は難しいという先入観、偏見です。
1年足らずで英語が全く話せなかった子どもたちが、それに全く困らなくなるのです。
それが、彼らの世界観を押し広げるか、私はその希望があるから、
この仕事を続けられていると思います。
それを私が実感できるからこその学校訪問ではないかと思います。
国際性の基本は、自分がどこの誰であることの認識が原点にあると思います。
すべてはそこから始まり、それぞれの人により個性的に展開していきます。
それを念頭に置けば、受験のための英語という捉われから、
多くの人々が解放されて、新たな視点が見えてくると私は思っています。

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