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日曜コラム 機内サービス

今回の出張、帰国のおり、
シカゴ発成田行きのUA881便のエンターテイメントシステムが故障して、
出発が30分ほど遅れました。キャプテンからのアナウンスでは、
「システム修復のために最大の努力をしましたが、直りませんでした。代わりの機材(飛行機)がないので、このまま飛ぶことにします」ということでした。
離陸して30分ほどでシステムは回復したのですが、
私の座席のスポットライトが消えなくなってしまいました。
シカゴから成田まで12時間以上のフライトです。
その間、ライトが点きっぱなしでは、たまらないですから、
フライトアテンダントを呼びました。
ところが、こんどは、コールボタンが作動しません。
このボーイング747型機の機内は至る所に欠陥が出ているのでしょう、
エンターテイメントシステムが作動しなかったのも肯けるところです。
通路を通りかかったフライトアテンダントに対処をお願いしました。
その人は日本人だったのですが、椅子の根本にあるシステムのメーンスイッチを
リセットさせて修復を試みましたが、それが機能しないとわかると、
備え付けの案内書を折り曲げてスポットライトにかぶせました。
―グッドアイディアですね、
「ご迷惑をおかけしてすみません」
―いろいろと大変ですね
「はい、淡々と仕事をこなすしかありません」
―そうですか
「これは、ご不便をおかけした方にお渡ししています」
(一枚のカードを差し出す)
―この案内の通りにすると、マイレージが加算されるのですか
「はい、そうです。マイレージ加算か旅行のクーポン券ですが、クーポンの方は使い勝手が良くないということで、評判が良くありません」
―わかりました。マイレージ加算があれば結構です
「すみませんでした」
私の乗った機材はボーイング747、今では燃費が悪いのと、
そもそも作られてからかなりに年月が経っているので、
国際線のメジャーではありません。
その飛行機で立働くフライトアテンダントの人たちは、
とても重労働ではないかと思います。
特に、太平洋線は時差が激しいので、これを職業とするとなると、
体が慣れるとはいっても、大変なことです。
外資系の飛行機のサービスは、日系のそれに比べると劣りますが、
彼らの立場になってみると、機内のサービスの質よりも、
目的地に無事つければそれでいいと思うようにもなります。
スポットライト故障のお詫びにと、いただいたマイレージ加算は
10000マイル、おおよそ成田―サンフランシスコ間の往復距離です。
これはかなりの『サービス』といえます。

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