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教育のパラダイムシフト 7 

<前日のブログに続きます>
通信ネットワーク革命により社会・経済が激しく変化し、そのスピードもどんどん増していく今、ボーディングスクールは新たなテクノロジーや教育手法に果敢に挑戦しているだけでなく、グローバルに対応する価値観にまでもチャレンジしているように思えます。
3Dプリンターやレーザー工作機械が導入されているボーディングスクールは珍しくはありません。更には複数のジュニアボーディングスクールでもそれらがすでに導入されています。
生徒ひとり一人にI padを提供しているボーディングスクールもかなりの数に上ります。スマートボードも彼らにとっては当たり前となっていて、つい最近まで生徒の成績はメール配信でしたが、今では学校HP内の生徒個人のアカウントに掲載されるようになりました。それにより、親はいつでもわが子の成績、出席記録、先生からのコメントも参照できます。もちろん、それぞれの科目の先生に個別の質問をすることもできます。
教育のIT化が進んでいるというだけでは「いい教育」とは言えません。それを使う人たちの熱意や誠意、そしてそれを受ける生徒たちが先生やスタッフを信頼していなければ、いくら便利で進歩的なツールを準備しても活用できません。教育ソフトとハードがうまく結びついて将来を担っていく人間の原型を作れるのではないかと思います。
そこで大切なことは、グローバル社会での価値観ではないかと思います
技術や情報は目に見えます。しかし、価値観というのは目に見えません。そのこころの問題こそが、すべての教育のベースにならないことには、人を豊かにするはずのテクノロジーがいつのまにか人の精神を傷つける道具ともなりかねません。
ボーディングスクールは生徒たちを世界各地に連れていきます。たとえば、アフリカ、南米、アジアの国々です。おおよそが発展途上国であり、訪問のミッションは、井戸を作ろう、学校を建てる手伝いをしよう、アマゾン流域の自然を観察しようなど、任意とはいえ、参加するのには勇気がいります。
先生たちは、万が一を考えて、生徒たちに予防接種をさせ、準備をしっかり整えさせてリーダーシップを発揮して、生徒たちの引率をします。
10代半ばにこのような世界を見ることができる教育の意味はとても深いと思います。
オプションではありますが、便利で豊かな英語圏の国から、不便で貧しい発展途上の国に行くことで、10代の感性は何を感じるでしょう。オンラインゲームも携帯もないつまらない世界という認識だけでしょうか。
つづく

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