留学コンシェルジュ

留学生に英語を教える

週に1回、7年生(中一)の生徒に英語を教えています。
留学してほぼ1年、英語力ゼロからかなり伸びました。
「かなり」の程度は、日常のコミュニケーションでは、困らないレベル、
ボーディングスクールの授業においては、努力を怠らなければ、
A、B、くらいの評価がいただけるレベルです。
私はその生徒にスカイプで英語を教えます。
英語教師になりたかったわたしにとって、その生徒は「希望」です。
「ついつい教えることに熱が入りすぎ・・・」と言いたいのですが、
実は、生徒が自分の意図したとおりに反応してくれないと、
私は感情的になることが多々あります。
「ノーノーノー、それは違うだろう!」
「そうじゃない、動作主は何だ、itは何を指している、theyとは誰だ」
「違う違う、主語は、動詞は、いい加減な訳はいけない。それじゃ、ダメだ」
「それは、前に言っただろう。覚えてないのか」
などなど、激高することが多々あります。
その生徒から、今日の朝、スカイプメッセージが届きました。
「今週は、ブレイクで友だちの家にホームステイします。日曜日に学校に帰るので、
スカイプの時間を変えてください」
私にガンガン言われても、あっさりとしているところが若さの強みです。
もし、私が彼の立場であったならば、ガンガン言われたことに腹を立て、
沈黙してしまうかもしれません。
コンサルタントとしては、激高するなど論外であり、
子どもたちの資質を伸ばすためには、感情的になることは禁物です。
それが解っていても、時として情に流されるのが人間、などと私も、
ありきたりの言い訳をします。
私は子どもたちと対等目線で話がしたいといつも思っています。
そして、彼らから学ぶことが多くあります。
お世話する生徒の年齢は年とともに下がっていきます。
ついには、10代を下回っています。
そのことに私は感謝しています。
なぜならば、私にとって孫のような存在である子どもたちと、
一緒に英語圏を旅することさえもできるのです。
彼らとのコミュニケーションは、実に楽しく、新たな発見の連続です。
英語を教えることは、私にとってあくことのない希望です。

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