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留学生の初年度―中学高校留学

留学生の初年度、彼らの学校生活はどのようになっているのでしょうか。
今回の主人公はニュージーランドに今年の春から留学した生徒です。留学して半年あまり、現地で高校1年生として学校生活を送るその生徒に聞きました。
―(留学生担当の)先生から聞いたところ、君が学校生活によく馴染み、ラグビーチームにも参加し、真面目で熱心な態度がとても評価されていました。日本の学校とニュージーランドの学校、どちらがいいですか。
「ニュージーランドです。」
―なぜですか。
「周りの人がみな親切にしてくれます。英語も留学した最初の時から比べるとだいぶ聞き取れるようになりました。分からないときは、説明してくれる友達もいます。自分を相手に伝えることもできるようになってきました。楽しく過ごしています」
―授業はどうですか。
「数学はわかりますが、religious studiesとhistoryのクラスは生徒たちと先生が話していることがまだよく解りません。まだ、授業を傍観しているような状況です。」
―Englishのクラスは大丈夫ですか。
このクラスは、留学生と現地の生徒は別に行われています。高校1年レベルの読書をして、感想文を書いたり、ディスカッションをしたりすることはまだ無理ですが、留学生は英文法のドリルやリーディングのためのソフトを使った勉強をしていて、現地生徒とは完全に別メニューで授業が行われています。
―なるほど、それなら大丈夫ですね。
日本と違って、英語圏の中等教育、特に文科系のクラスにおいては、先生が生徒に講義をして、覚えるべき項目を定期的に試験で確認するという学習パターンはないといっても過言ではないでしょう。
先生は、テーマや課題を与えるだけで、それを生徒が調べ、考え、文章にまとめたものを提出する、あるいは、調査段階で先生が生徒たちに議論させたり、自分の考えを発表したりする機会を授業中に作ります。
授業の在り方が日本と英語圏では根本的に違うため、英語力に大きなハンディのある日本人留学生の本音は、What’s going on?ということになります。
議論に参加することができないのは当たり前として、そもそも彼らのディスカッションの内容が解らないのです。
ニュージーランドの場合、year11あるいはlevel1というのが日本の高校1年生にあたります。
この学年の学習教科は下記のとおりです。
●英語(国語)
●歴史(社会)
●数学
●音楽
●宗教学(Religious Studies)
●ESOL(留学生のための英語)
ニュージーランドでは高校3年間は科目の選択が日本に比べてかなり多くなります。この生徒の場合、理科に関する科目を選択していないことが解ります。
留学初年度、1年間、しっかり勉強しても、ディスカッションや英語での作文が完全にマスターできるわけではありません。学校生活に慣れて、英語でのコミュニケーションについては、めざましく伸びるので、その勢いで、読み書きのための学習を帰国時に怠ることなく続けることが、2年目の学習の飛躍に繋がります。

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