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子どもたちの可能性―ジュニアボーディング サマー スクール

ジュニアボーディングスクールへの留学を目指す生徒は、小学校の高学年でなるべくそこで行われるサマースクールに参加することを勧めています。
新しい環境への適応力や語学習得力に柔軟性があるばかりでなく、学習スピードもかなり速い彼らとはいえ、まだ自己確立には程遠く、親元を離れて長期の生活に入るのですから、1か月ほどのサマースクールへの参加は、長期留学に向けてとても有力なチャレンジの機会になります。
幸いなことに、サマースクールでうまく行かなかったという生徒は過去10年間にはいませんでした。
10歳から12歳くらいの子どもたちの生きる力には毎年のことですが、感動します。渡航前の数か月、本人たちに隔週で会って、英語の文法を教えたり、インタビューでの受け答えの練習をしたりするのですが、その時に正直なところ私が感じることは、これで親元から離れてやっていけるかどうかという一抹の不安です。積極的なやる気を感じることができず、注意力も散漫になることが多く、英語力もないとなると「大丈夫だろうか」と思うのも自然のことです。
他人ですらそのように感じるわけですから、当の本人の不安はいかばかりかということになります。
そのような彼らが、今の時期、日焼けした顔で挨拶に来てくれた時、私は一瞬、言葉を失います。話すよりも、褒めるよりも、一瞬の沈黙後、「オー、お帰り」としか言えないのです。楽しかったこと、辛かったことなど、いろいろと質問はあるのですが、そのような流れに会話が整うまで30分くらいかかります。
その間、私の質問は極めてあいまいな言葉になって彼らに発せられます。
―ヨオどうだった、元気そうでなにより、イヤーご苦労
などと大人が子どもと対峙して、何かを引き出そうとするとき、こちらが安心感と嬉しさが入り混じって、しばし、コンサルタントであることから解放されてしまうのかもしれません。
英語力はほとんどなかったのに、この平然とした態度は一体、どこから生まれるのかということを体感できるのは、コンサルタントという仕事の特権なのかもしれません。
親に付き添われなくても11歳の子どもが、電車を乗り継ぎ、帰国の挨拶に来てくれる、これも教育の一分野と私は一人で納得しています。彼らの数年後、その可能性について思う時、わくわくしてきます。おそらく、コンサルタントのその意識を子どもたちも感じ取っていると思います。
可能性を無駄にしない、それを彼らが留学を通じて学んでくれればと思っています。

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