留学コンシェルジュ

#4 中学留学の問題点について

<月曜日のブログに続きます>
英語力がなくても受け入れてくれるジュニアボーディングスクールがあるのが中学留学の現状ですが、さて一体どのような学校に入学してその後はどうなるのかという問題があります。
高校生以上の留学でさえも受け入れてくれる学校情報が豊富とは言えないなかで、どのような情報を頼りにして、何を基準に留学先を決定し、実行したらよいかというのは確かに雲をつかむような状態であるかもしれません。
一般にボーディングスクールという寮生活を中心とした中等教育機関への留学を扱うコンサルタントやエージェントは日本に多いわけではありません。実際にジュニアボーディングスクールや高校としてのボーディングスクールを訪問してみれば、中国や韓国に比べて、日本人留学生がかなり少ないこともわかります。
そもそも絶対数の少ない中学、高校のボーディングスクール留学ですから、その情報も限られています。もちろん、ウェブ上で学校情報を収集することは可能ですが、それらの情報をどのように読み解くかが分からなければ、有益な情報源とはいえません。
結局、信頼できるコンサルタントを探すことが中学留学の問題点を解消する一番の方法なのではないかと思います。
では、どのようなコンサルタントが信頼できるかということですが、情報をオープンに提供してくれるかどうかを確認してください。私は電話による相談や来社しての留学相談の際、最初から留学可能な学校名をなるべく挙げるようにしています。そうすることで、相談に来た人たちが留学をより具体的に考えることができると信じるからです。
もし、相談にきたご家族が、私の提供した情報を基にして、それらの学校を訪問することができれば、それはとても良いことです。それだけの行動力、計画力、そして判断力があれば、留学する本人の大学までの教育プランを構成することも出来るでしょう。
中学からの留学が成功するかどうかは、留学する本人が人間的な成熟度をいかに発揮できるかにかかっています。すなわち、「やる気に火をつける」ということになると思います。これが出来た人たちは、自分から行動をし始めることができます。
つづく

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