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大学訪問―施設案内について

アメリカの大学は、訪問者に対してキャンパスを解放しています。日本の大学でいうところのオープンキャンパスは、アメリカでは通年で行われるのが一般的です。
平日は1日に数回のキャンパスツアーと学校説明会が行われています。予約は電話でもオンラインでも可能ですが、時差の関係等、オンライン入力が簡単で便利です。
今回訪問したマサチューセッツ大学、アムハースト校を例にとって1時間余りのキャンパスツアーがどのように行われるのかを解説します。
1 ツアースタート:The Robsham Memorial Visitor’s Center
訪問者の便宜を図るために多くのアメリカの大学はビジターセンターを設置しています。ここがツアーの起点になるわけですが、この大学は28階建ての図書館を中心にダーツボードのように円形にキャンパスが展開されているという説明があります。
総学生数22700人、大学院生数6500人、キャンパスの広さは1463エーカー、など学校の基本情報もツアー最初に伝えられます。
2 施設見学:Isenberg School of Management
ここで訪問者が大学でどのように授業が行われるかを見ます。この建物は40棟ほどある学習棟の一つだそうですが、この学校の教育内容は3層のピラミッド形になっているという解説があります。底辺に一般教養課程(General Education)、次に専門課程(College)、そして専攻課程(Major)です。
この学校の専門課程については、下記の説明があります。
College of Education
Engineering
Humanities and Fine Arts
Nursing and Social and Behavioral Sciences
School of Public Health and Health Sciences
Isenerg School of Management
Stockbridge School of Agriculture
前回のブログでも専攻について解説しましたが、学校訪問においては、学生ツアーガイドが訪問者グループ(通常10名~15名ほど)に歩きながら、各建物を訪問する理由とそこで何が行われているかを解説します。
上記のCollegeあるいはSchoolと呼ばれる専門課程の学習棟のうちの一つを例に取って見学が行われるわけですが、ここでこの大学の学生対教授比率が18/1であること、93%の教授が自分の専門分野で最も高い学位を持っていること、そして全クラスのうち5%が100名以上の学生で行われることが説明されます。
また、訪問する建物に関してもそれがいつ、どのような経緯で建てられたかということが説明に加わります。
つづく

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