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サマースクール - 英語習得への第一ステップ

英語はワールドランゲージと言われています。
留学を希望する家族や本人と話していても、「英語習得」を
ほぼ間違えなく、みな留学で達成したいことの第一番目にあげます。
留学生たちの英語習得の過程を観察していると、生活に必須な言葉は
1年でおおよそ学習できることがわかります。
この1年間ですが、実はより短縮できると思います。
3か月もあれば「生活英語」は習得できます。そのために必要なことは、
第一に学習の環境です。「英語のシャワーをあびる」環境ではありません。
自分が興味を持ち、新しいことに接し、
「知りたい」、あるいは「知らなくてはいけない」と思わせるような環境です。
次に、学習の内容ですが、単に聞く、話すだけではおそらく不十分です。
70年代に流行したバックパックに生活必需品を詰め込んで、
世界を旅して歩くといった方法もあると思いますが、これは大学生以上で、
小学生から高校生までの子どもたちに実行させるわけにはいきません。
やはり、サマースクールを活用する、あるいはさせることが
中等教育時代の英語力習得の近道であり、王道であると思います。
日本の生徒が参加できる7月終わりから8月中ごろまでのサマースクールが
イギリス、スイス、北米には豊富にあります。
以前のサマースクールは、日本で企画されて、募集されるタイプの
日本の生徒が中心のものが多かったのですが、最近は、現地の学校あるいは、
サマースクール企画団体によるものが圧倒的に多くなりました。
それらのサマースクールに参加する生徒たちは世界中からやって来ます。
結果的に、日本からの参加者は中国、韓国、ロシア、ヨーロッパ、
南米などからの参加者と寝食をともにすることになります。
2-3週間の異文化体験ですが、日本の生徒を大量に募集し、
ツアーガイドをつけて、地元で彼らのための英語クラスをやるタイプの
日本企画サマースクールと違って、「いきなり英語」スタイルのサマー
スクールは、日本からの参加者の学習や生活の既成概念を壊す効果があります。いままでに見たこともましてや触れたこともない子どもたちとの生活は、
日本の子どもたちにとってサバイバルゲームです。
周りに無関心で自分の生活範囲を確保しようと思えば、可能です。
しかし、少しだけでも、自分以外の人たちに関心を持てば、
知識のレンジは思いもかけない広範囲に広がることになると思います。
(つづく)

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