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★ボーディングスクール留学 ― 年間の休日について2

<先週金曜日のブログに続きます>
年末の休暇は英語圏の場合、クリスマスを中心に組まれ、年始は日本よりもすこし早めに再開するのが英語圏の学校の習慣ですが、その後、2月の終わりないしは3月の中ごろに春休みが続きます。下記アメリカ、カリフォルニア州のOjai Valley Schoolの今年度の休暇予定表を見ると、クリスマスの休みを「ホリデー」とし、2月下旬の休みをウィンターブレイクすなわち冬季の休暇としています。さらには1か月ほどのちにスプリングブレイク、春休みがあります。
9月2日 新学期スタート
10月26日~27日 保護者参観日(翌週29日月曜日まで休み)
11月16日~26日 感謝祭休日
12月19日~1月8日 休み(ホリデー)
2月22日~3月3日 休み(ウィンターブレイク)
4月12日~21日 休み(スプリングブレイク)
6月7日 夏休み開始
年が明けてからの休みはOjai Valley Schoolのように2回に分ける学校と3月から4月にかけて3週間あまりの休みを取る学校に分かれます。春季の休み期間中に学校によっては、オプションで先生が引率して海外のいろいろな地域への旅行が企画されることがあります。たとえば、ヨーロッパへ「歴史の旅」、アジアの国々に「異文化研修」、南アメリカの特定の地域に「ボランティアの旅」、アフリカの発展途上国へ「井戸掘りの旅」など、先生が企画を学校に提案し、認められれば実行されます。もちろん、アメリカ国内への研修旅行が企画される場合もあります。
年間のボーディングスクールの休みをざっと合計すると5か月余りに達します。ボーディングスクールの休みの多さに多くの方が驚かれると思います。なぜこれほどまでに休みを多く取るのか、学習が不十分になるのではないかと思われる保護者の皆さんも多いと思います。
アメリカボーディングスクールの入学までのプロセスと「休みの多さ」は、大学と酷似しているといっていいと思います。そこから類推される教育の方法は、知識の詰め込み方式ではなく、本人の好奇心や自分の好きなことを徹底して追求していく動機刺激方式であることがわかります。生徒にたくさんの自由時間を与えるが、課題や宿題が多く与えられ、自分で考え、自分で試し、調べて結論を導き出すという自主的な教育です。
これからの教育を考えるときに真っ先に思い浮かぶことは、グローバル社会対応の教育です。日本の場合、グローバル対応は大学生になってからということで、初等、中等教育に関しては、大学入学のための予備校化、私立一貫方式で受験競争回避、地方の場合、有名公立学校入学のための集中学習などが思い浮かびます。しかし、大学生になってから、「いざグローバル化のために」と掛け声をかけられても、それまでにつちかってきた暗記中心の考え方がすぐに柔軟にグローバル化に向かって動き出すわけではありません。
つづく

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