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ニュージーランド留学 迷える青年ガイドになる

前年から何度か「迷える青年」についてブログで紹介させてもらいました。
彼の特性は、ジェームス・ディーンのような豊な感受性。
自分が納得できない権威に対する極端な反発的態度。
人情に厚く、弱いものをほっておけない正義感。
誉められることに弱く、叱られることに強い。
ホストファミリーを2回変えた時も、私は彼の言い分を当然聞きますが、
私がホストを変えるわけではなく、ホームステイ担当者との連絡に
肝を冷やす思いでした。青年には自分の立場と卒業ということを恒に、
考えながら行動することを言いました。
私は彼と口論をしません。私は彼に何も強制しません。
恒に、彼が留学を成就できることのみを考えて、現実に対応しています。
彼は迷います。異文化のなかで劣勢な自分を客観視することが、
得意ではありません。
彼の得意なことの一つ、それは自分でなく人の世話をやくことです。
そのような彼の特性を学校も知っています。
故に、学校訪問をした日本からの親子のガイド役を学校から仰せつかりました。
あらかじめ、その連絡が私にありましたので、私としては7割うれしく、
3割は正直なところ心配でした。
当日、時間を見計らって、ニュージーランド、南島にある彼の学校に
電話しましたが、留守番電話でした。
あえてメッセージは残しませんでした。
放課後にホスト宅に電話しました。夕方5時ころです。電話に出た彼は、
「これから、先生と日本からの親子とのディナーで通訳に行きます」とのこと。
―そうか。よかった。それでは、自分で体験したことは、彼らにすなおに語ってくれ。正直が一番だ。もう少しよろしく頼む。
「斉藤さん、わかってますよ。任してください。」
結局、学校訪問したお母さんから私に届いたメッセージは、青年を誉めたたえ、
青年の現実的な意見やアドバイスがとても参考になったばかりでなく、
留学して半年ほどで、あれほどに人としてしっかりできることに感動し
彼が、ロールモデルにもなりうるということでした。
ニュージーランド留学においては、学校訪問は一般的ではありません。
しかし、私はアメリカボーディングスクールを選択するときの習慣を
ニュージーランドにも適応しています。
アメリカのボーディングスクールにおいて、学校を訪問する人を
ガイドするということは、生徒にとって名誉なことです。
キャンパスを歩いていると、ガイドさんには他の生徒から、
「ハッピー・バースデー」の声がかかります。実は、誕生日ではなく、
ガイドに選ばれたことをたたえるジョークです。
アメリカボーディングスクールに比べると、ニュージーランドの学校を
訪問する日本からの家族は少ないですが、ガイド役となった、
迷える青年の今の栄誉を讃えたいと思います。

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