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ボーディングスクールからの大学進学2 リベラルアーツ系大学

<前日のブログに続きます>
ボーディングスクールの教育の延長線上にリベラルアーツ系大学の教育があると前日のブログで述べましたが、その理由を考えてみたいと思います。
両教育機関で共通しているのは、生徒、学生一人ひとりに対するお世話の充実度です。もちろん、大学では学生は大人扱いされますから、ボーディングスクールのような規則やスケジュールが決まっている寮生活のようなシステムはありませんが、一人の教授が担当する学生の数、読み書きを徹底しておこなう学習内容、学生の個別相談や学習以外のお世話面での充実などが、まさに規模を拡大したボーディングスクールがリベラルアーツ系大学といえると思います。
立地条件や個性的な建物が多いところもとても似ています。ボーディングスクールもリベラルアーツ系大学も都市にある学校は一つもありません。寮生活を重んじる両校においては、都市という条件が学校運営上、有利に働かないからであると思います。いずれも、文明から隔離されたような環境にあって、教育の独自性を維持、主張していると思います。
ボーディングスクールのうち、テンスクールズはその内容と建物、立地がリベラルアーツ系大学そのものといっていいかもしれません。中等教育という範疇のなかでの選択肢の多さ、内容の豊富さ、そして、芸術、スポーツにも力を入れ、それぞれが個性的に展開される場所を備えている点、まさに準リベラルアーツ系大学のようであり、両校ともに、学校を中心として小さな町が形成し得る点も同じです。
ボーディングスクール同様、リベラルアーツ系大学の建物もかなり個性的であり、類型的ではありません。広い敷地に展開されている古い煉瓦造りの建物を見る時、自然にそれぞれの大学の個性が感じ取れます。彼らが学校訪問を歓迎するその背景には、自らの教育に対する誇りと自信があると思います。訪問する側も、ホームページやデータからでは感じ取れない、そこで学ぶ人々の雰囲気のみでなく、「何でも質問してほしい」、「私たちの個性はこれである」というその教育方針を直接知ることに納得するのではないでしょうか。
一年間に要する授業料、生活費もボーディングスクール、リベラルアーツ系大学とも、四万ドルから六万ドルくらいとよく似ています。
日本の場合は、大学に進学することで、一気に独立して成人扱いですが、アメリカのボーディングスクールからリベラルアーツ系大学への進学は、生活、学習内容ともに一段階あるいはそれ以上のアップグレードといえると思います。
このような学習、生活環境で学生たちは、自分が本当にやりたいことを見つけて行くことになります。

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