留学コンシェルジュ

連休コラム 読書

読書は精神の安定と自身の成長を図るための栄養剤であると思います。
10年ほど前、コンサルタントとして独立した時、
どのようにしたらいいのか、それを教えてくれたのは、
コンサルティングや起業のノウハウ本ではなく、
ジョセフ・マーフィーの本でした。
ものごとが思い通りに行かず、悩んでいる時、その状況を
打開してくれるのは、司馬遼太郎の著書であったり、
松下幸之助の本であったりしました。
ある時、司馬さんの新史太閤記を読んでいて、これはと思う文があり、
それに付箋をして、読み終わってからノートにメモしたのが
きっかけとなり、どんな本を読むときでも付箋が欠かせなくなりました。
読書は精神の糧と思うようになったのも、
コンサルタントとして独立してからの時期でした。
それ以降、1か月間の読書量を決めるようになり、
そのノルマをこなすことを目安に読書を続けています。
読書は、精神の糧といえますが、この滋養物は、どれほど食べても
健康を害するようには太りません。
ボーディングスクールの出願時、生徒への質問肢に
読書経験を問うものがあります。
自身のコンサルティング経験においても、読書の好きなせ生徒は
おおよそ留学の結果が良いように思います。
読書が好きでなくても、留学すると本を読まされます。
好むと好まざるとにかかわらず、ボーディングスクール留学生にとって、
読書は必然となります。
できることであれば留学をする生徒たちには、読書を好きになって
もらいたいと切に思います。
読書はとても手軽で、場所と時間を選ばず、いつでも新たな発見のできる
可能性を秘めています。
ある生徒と2人で学校訪問を実施した時、彼はドライブ中、
三国志を熱心に読んでいました。
集中している顔がとても面白そうなことを語っていました。
日常で気軽に精神の高揚を図れる読書は、体にとても良いと思います。
最近、趣味、仕事、そして日常のルーティーンで、つい読書が
後回しになることがあります。それすなわち、言い訳です。
自分が本に集中しているときは、寸暇を惜しんで読書時間の確保に必死です。
趣味も仕事も読書も自分にとって不可欠の要素ですから、
いずれも欠くことができないと自然に思えるくらいになりたいと思います。
読書とは、生涯の友でありたいと切に思います。

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