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日曜コラム - 息子たちの旅立ち

先週、長男が名古屋に転勤になりました。
二男は養蜂という仕事柄、花の咲く時期を追いかけて、静岡、岩手、北海道、
を経て現在は千葉に在住しています。春が来ると熊本に行く予定だそうです。
子どもたちとの生活も終わり、ついに我が家は私と家内だけになりました。
長男が幼稚園児に成った時に、ここ川越に引っ越してきてほぼ二十年、
振り返ってみるとあっという間でした。
自分の仕事、そして人生設計への取り組みは今までもいろいろと考えて
来ましたが、自分の子どもたちのそれは、私が考えるのもではありません。
しかし、以前にもまして、これからが彼らと人生を
共有できる時期ではないかと私はしみじみ思うようになりました。
仕事、人間関係、社会の行方、家族、家庭などなど、
子どもたちと語ることのレンジがとても広くなったと感じます。
今までは、彼らが仕事をしているものの、同じ屋根の下で暮らしているため、
私意識は扶養家族の域を超えなかったのですが、いよいよ彼らも
精神的、物理的に自立したわけで、生きてゆくことを対等に話せる気がします。
これからは、「父親だから」ということでなく、
一人の大人として、「息子たちとつき合っていける」、自然とそのような
発想になり、肩の力がふわっと抜けます。
家内は時々二男が週末家に帰ってくると、
食卓をにぎやかにし、彼が車で千葉に帰る時は、タッパウェアに
作りおきした肉じゃがとか、けんちん汁といったものを持たせています。
「母親だなぁ」と感じます。
私は、息子たちにこちらから電話をしませんが、家内は週に二三回は
彼らと話しているようです。二人で食事の時などに
「隆一(長男)はどうしてる」と聞くと、「元気でやってるみたい、
近くに定食のお店もあるし、仕事もだいたいは慣れたようよ」など、
明確な答えがすぐに返ってきます。
私がお世話しているご家族も、末っ子が留学をしている場合は、
我が家と同じ夫婦二人の生活であるケースがあるわけです。
子どもがいなくなって寂しいと何度か聞いたことが今までにあったと
思うのですが、鮮明には記憶に残っていません。
しかし、これからは、お母さんの寂しさを共有できます。
むしろ、私からいろいろと語りそうです。
留学のコンサルタントをしていてカウンセリングに変化が起きたのは、
長男を留学させた時、彼が高校留学を終えて、進学をする時、
二男が社会人になった時であったと思っています。
ひとことでいえば、「親ばか」と世間で言われていることへの自覚です。
「斉藤さん、親ばかは世界共通の親の宿命ですよ」と
若くして自立した私の友人は言いました。
そうですね。そしてこれからは、親として、そして人として、
息子たちとつき合ってゆきます。時として「人間ばか」である
こともあるかと思いますが・・・。

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