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ニュージーランド留学の特徴-その成り立ち1

90年代半ばから、国策として中等教育機関に積極的に留学生を受け入れ始めたニュージーランドは、英語圏の中高生留学マーケットにおいては最後発といっていいと思います。それにもかかわらず、今、アメリカやカナダよりもより多くの日本の中学、高校が海外短期研修の場としてニュージーランドを選択しています。また、日本の高校で海外に生徒を1年間留学させる制度のあるところの多くがニュージーランドの学校を選択しています。
その背景にニュージーランドの学校の積極的な日本への営業活動があると思います。校長および留学生受入れ担当者が日本の学校等を直接訪問し、日本の学校のニーズを聞いて、それができるような受け入れ状況を作り出しました。要点をまとめると次のようになります。
・各学校ごとの独立した留学生受入れ
・留学生受け入れ担当者の独立化
・ホームステイコーディネーターの独立化
・ESLクラス設置
・受け入れ時期の柔軟性
いずれの項目も留学生受入れのためには、当り前のように思えますが、留学生受入れのためのインフラを徹底させたところにニュージーランドが、後発ながら日本の留学生を多く受け入れることができた要因があると思います。
学校ごとに独立して留学生を受け入れることで、留学生のサポートと問題解決が学校でスムーズに完結できます。その点、留学生受入れで最も経験豊富なアメリカの交換留学制度においては、留学生のお世話はエリアコーディネータという人が担当します。コーディネータは留学生が学ぶ学校に常駐しておらず、ホームステイや学習面での相談が、タイムリーに、また気軽にはできません。
留学生としては、英語や文化に不慣れなこともあり、相談事はできれば、直接担当者と会ってしたいわけですが、その担当者に電話で相談、会いたければ、お互いの都合を考えてアポを取らなければならないという状況は、最初の半年くらいは、彼らにとり至難であることは間違えありません。
それゆえに、アメリカ交換留学制度においては、英語力というハードルが高くなり、参加者が80年代後半から毎年減少しているという結果を招きます。留学生のどのような問題でも、学校内で相談できる、そのような窓口と担当者が明確であることで英語力がそれほどなくても意欲のある生徒を受け入れ可能にしたのが、ニュージーランドです。
つづく

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