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St. Bedes College訪問

雪の降るようなお彼岸の日本を発って10時間ほど、
ニュージーランドのオークランドに降りると、初夏を思わせる日差しに
国際線から国内線までの移動はシャトルバスを使わずに歩きました。
10分くらいでターミナルに到着します。
オークランドからクライストチャーチまでは飛行機で1時間半ほどです。
飛行機が飛ぶまで1時間ほどの待ち時間があったので、
St. Bedes Colleeの留学生担当者、ロバート・タッペンデンさんに
パソコンのスカイプを使って電話しました。
すると、現地は雨模様とのことでした。
クライストチャーチについてみると、傘をさすほどの雨でなかったのは、
幸いでしたが、お彼岸の日本のような寒さに驚きました。
St. Bedes Collegeは空港から車で15分程、クライストチャーチの
郊外にあります。学校の基本情報は下記のとおりです。
総生徒数:814人(男子校)
学年:9年生~13年生
留学生:受け入れ学年:9年生~13年生
創立年:1913年
現在の日本人生徒数:9名
留学生総数:28名
Decile 9
ラグビーの日本チーム代表キャプテンを務めたマイケル・リーチさんは
クライストチャーチ出身でSt Bedes Collegeに
10年生までの2年間在籍したのち、日本に留学しています。
創立以来、100年以上になる歴史を持つこの学校は、
文武両道を標榜する典型的なニュージーランドの高校です。
9年生と10年生の寮は、10名程の生徒が広いスペースを共有する
大部屋での生活です。
従って、寮の部屋では学習スペースはなく、
放課後の学習は80分間、寮以外の専用教室を使って行われます。
11年生、12年生の寮は別棟になっていて、2人部屋ないしは
個室となり自室での学習は可能ですが、授業の行われている
時間は寮に戻ることはできません。
洗濯物は基本的には学校が行ってくれますが、11年生からの上級生は、
自分で洗濯することもできるそうです。
この学校のDecileは9となっています。
Decileとはニュージーランド特有の学校指数ですが、
学校のある地区をDecileとして、1から10までのランキングに分けています。
Decileが高ければ高いほど、学校のある地区の住民所得が高くなります。
ニュージーランドの学校を選択する際は、このDecileが7以上の
学校であることを私は基本としています。
アメリカのボーディングスクールとは違って、ニュージーランドの学校は、
入学難易度は高くはありません。
入学に際して問われる英語力も、面接で30分以上の時間をかけて
確認されることもありません。
従って、ニュージーランドの学校訪問は、アメリカボーディングスクールと
比較すると、リラックスして臨むことができるといえるでしょう。
中学を終えてからのニュージーランドへの留学は、
英語力の点で3年にするかあるいは、1学年下げて4年とするかが
焦点となります。

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