留学コンシェルジュ

中学・高校留学 英語力・学習力の伸びについて

10代の留学の場合、初めから英語力がある生徒というのは例外的に
少ないと思います。
今まで、私は留学のための英語学習方法について幾度かブログに書きましたが、
留学当初の留学生の現場での現実について、考えてみたいと思います。
不思議も思えますが、留学当初でも子どもたちは
それぞれの方法で英語を理解するようになります。
英語を聞き、解る単語をピックアップし、相手の語調、表情、表現を観察して、
意味を解釈します。各自のこの翻訳機能は、決して精度の高いものではなく、
90%以上が想像によるものですから、誤解を生じやすいものですが、
話せない、聞けないからといって、「黙っていてはいけない」という現実把握は
若ければ若いほど、素直に受け入れられるようです。
おそらく、常識という概念にとらわれることがない意識が新たな言語習得を
容易にするのだと思います。
実際に学びの場である学校では、彼らのあいまいな知識を確実なものとするための
作業が行われるわけですが、問題は「話す聞く」でないことは、
私のブログを読んでいただいている読者の皆さんにはご理解いただけると思います。
では、読み書きはどのようにして行われるかですが、
日本語→英語という頭の中の回路を英語→英語表現ということに
結びつけるための作業が行われることになります。そのために、
・毎日、ジャーナル(日記)を英語で書く。
・英語で書かれた文章の趣旨を理解する。
・言いたいこと、自分の思うことを英文で表現できる訓練をする。
必須のコミュニケーションツールとしての英語を
活用する最も合理的な方法が取られます。
さらに、体育や芸術科目、数学などの「英語」が解らなくても、
自分の感覚や経験で「対応」できる学習を中心にカリキュラムが組まれます。
その期間は通常、半年くらいであると思います。
この間が過ぎると、語学力が必要な社会、国語、理科から徐々に
導入されることになるのが一般的です。
14歳以下の生徒であれば、おおよそ2年間で基礎的な英語力を完成します。
IBT TOEFLの点数も40点くらいになるのが一般的です。
これはおおよそ英検では2級のレベルであると思います。
日本で学習基礎力の充実している生徒では、TOEFLが60点以上、
SSATという高校入試のためのセンター試験でも英語35%以上、数学90%程度の
成績を残すことが十分に可能です。
いわゆる勉強の実力のある子どもたちが中学1、2年生で留学して、
2年ほどジュニアボーディングスクールなどで勉強した後、
トップレベルのボーディングスクールに進学する現実を経験するたび、
私は日本の教育のレベルの高さと親の子育ての確実さに感心します。
時として、「暗記中心の教育」などと私は日本の教育に批判的に
なることもありますが、多かれ少なかれ、世界中の教育をみても
知識の詰め込みは必要であることは確かです。
問題は価値観の優先順位であると思いますが、
10代の子どもたちは、自分の置かれた環境に困難があればある程、
人間力が鍛えられて、たくましくなってゆくことが、
私の今までの経験から素直に言えることです。

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