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小・中・高校留学-予防接種にいつて

10代の留学にとって、予防接種(イミュニゼーション)は大変重要です。
日本はポリオ、三種混合の回数がアメリカより少なく、MMR
(はしか、おたふく風邪、風疹)は実施されていません。
B型肝炎、髄膜炎などもアメリカ、ニュージーランドでは予防接種が
導入されています。
小学生、中学生でこれから留学されるお子さんをお持ちの保護者の皆さんは、
留学先校から送られてくる必須予防接種の案内などの情報をもとに
日本で受けて行かれることをお勧めします。
キングクリニック、ナショナルメディカルクリニック、日比谷クリニックなどが、
留学生の接種に詳しく、英語フォームに記入しもらえます。
さて、都内の総合病院で日本では実施されていない予防接種について質問を
したところ、その説明書に下記のコメントがありました。
「日本のワクチン行政の大幅な遅れから欧米で使用されているワクチンで、
日本の子どもたちにも極めて大切なワクチンが使用できない状態が続いて
おります。」
長期留学に備えて、予防接種を日本で完了ようと、あるお母さんが
専門機関に行ったところ、「子どもたちへの予防接種対応が遅れてれている国は、
日本と北朝鮮」ということを言われたそうです。
子どもの安全のための予防接種であるからこそ、「行政」による統制が
必要なのだと思いますが、費用面、安全面、そして公共性などの要素を
包括するのは、まだ時間がかなりかかるようです。
小・中校生の留学の場合、不足している予防接種があると、
現地に行ってから、接種されます。
接種をされる本人のことを考えると、できることなら、
日本で接種は完了してゆきたいと私は思っています。
サマースクールのような短期の留学でも、
あるジュニア・ボーディングスクールでは、
「必須予防接種を受けていない場合は、授業を受けられません」
スクールナースから明言されました。
10代の留学では、ほとんどの場合、生徒たちは健康ですから、
予防に関する意識は本人も親もあまりないのですが、
アメリカはその意識と対応がかなり厳格なのだと思います。
これから留学される小・中校生のご家族に
予防接種の件、参考になれば幸いです。

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