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#5 ジュニアボーディングスクールの個性について

<前日のブログに続きます>
アメリカ、東海岸地方のジュニアボーディングスクールで入学難易度の高い学校について、昨日に続き解説します。
Rumsey Hall(TOEFLJunior要求;総生徒数335、寮生数139、学年5-9)
2年ほど前にこの学校のDirector of Admissionを務めていたマット・ホネガーさんが校長に就任しました。彼の長年の実績が認められた結果です。
この学校はコネチカット州のワシントンデッポットという田舎町の近くにありますが、学校全体が坂になっていて立地があまりよくありません。しかし、近年、カフェテリアが新設され、寮施設も改善されています。生徒数も順調に伸びていて、留学生の受け入れも、中国人に偏らずバランスよく受け入れを行っています。
ホネガーさんのリーダーシップのもとで、この学校はこれからも進展を続けると思います。
入学に際しては、生活に困らない程度の英語力は必須となります。インタビュー時に志願者の英語での思考力や表現力がしっかりと確認されることになります。
Bement School(TOEFLJunior、WISC要求;総生徒数219、寮生数43、寮生受入れ学年3-9)
アメリカのジュニアボーディングスクールの中では、最も低学年から留学生を受け入れる学校です。しかし寮生数が少なく、3年生、4年生の寮生は地元生、留学生合わせて数名というのが実際です。
他のジュニアボーディングスクールに比較すると留学生の受け入れはそれほど積極的ではないために、ESLのインフラも徹底されていません。従って、英語力のない生徒の受け入れができないというのがこの学校の現状です。
また、留学生の受け入れに関しては、WISCという知能テストの結果も提出することが求められます。
この学校は、テンスクールズの一つ、Deerfield Academyに隣接しています。通学生は幼稚園から9年生までを受け入れているこの学校には多くのDeerfield Academyの職員の子弟も学んでいることでしょう。
体育施設などは、Deerfieldのものを使う機会もあるようです。寮は、学校から車で2-3分のところにあります。
東海岸地方にある他のジュニアボーディングスクールに比べると留学生が比較的少なく、地元生が多い学校です。
つづく

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