Eaglebrook School訪問
Eaglebrook Schoolについて述べる前に、昨日のRectory SchoolのMELPプログラムですが、アメリカという国を素材にして東西南北、様々な場所にテーマを持って訪れます。（18か所のなかから一つを選択）期間は3月後半、春休み明けの1週間です。
単に高校入学への学習準備だけではなく、このような体験学習を盛り込んでいるところに、そこで学ぶ生徒が母校に魅力を感じる一端がうかがわれると思います。
雪が津々と降り積もるなかEaglebrook Schoolを訪問しました。雪の降る日の学校訪問は、日本からの訪問したご家族にしてみれば、一生に一度の経験と思います。予定よりもかなり早く学校見学が終わり、お母さんと留学希望の本人が、待ち時間の大半を外で過ごしていたのが印象的です。
Eaglebrook Schoolの基本情報は下記のとおりです。
総生徒数：254人（男子校：寮生200人、通学生54人）
学年：6年生～－9年生
留学生（寮生）受け入れ学年：6年生～9年生
創立年：1922年
現在の日本人生徒数：0名
この学校の施設は、アメリカ、東海岸地方のジュニアボーディングスクールにおいては、最上級といえると思います。アイススケートリンク、通年稼働の25メートル室内プール、5スロープを持つ学校敷地内のスキー場、そして昨春に新設された総合理科・数学棟、定期的に改築されている寮、6面あるスカッシュコート（もちろん室内です）、キャンパスの広さと物理的充実度は、とても中学校とは思えません。
入学に際しては、TOEFLJuniorのスコア提出が必要です。合否は、インタビューでの自己表現が鍵になるでしょう。通常の生活に困らない程度の英語力があり、インタビューでこの学校で学んでみたい、いろいろな施設や設備を活用して、自分の好きなことにチャレンジしたいということを態度で示し、言葉にして伝えることができれば、日本からの留学生は他のアジア系留学生と比較すると受け入れの可能性はかなり高くなります。
残念なことに、ここで現在学んでいる日本人留学生はいません。今年の9月から日本からの新入生が一人確定していますが、ぜひこれからジュニアボーディングスクールを目指すご家族には積極的にお勧めしたい学校です。
