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日曜コラム テニスの効用

大学時代、アルバイト先にテニスコートがあり
そこで始めたテニスですが、それから
多少のブランクはありましたが続けています。
アメリカ留学2年間、テニスは私を大いに助けてくれました。
友だちはいなく、食事も悲しくなるくらいにまずく、
英語も流暢に話せるわけでもなく、すべてがゼロからのスタートでしたが、
サンフランシスコでは、ラケットとボールを持って
無料のパブリックテニスコートに行けば、
必ずと言っていいほどテニスをすることが出来ました。
Would you like to hit the ball?と気さくなアメリカ人は、
初めて会った人にも声をかけてくれるのです。
ボールを打つことが会話です。
言語は机上よりも体で覚えるということを実感しました。
今でも、テニスをするときは、その時に覚えたアメリカ式にカウントします。
フィフティーンはファイブ、アドバンテージを取ったら、マイアド、
取られたらユアアド、あるいは、アドイン、アドアウト。
納得できないミスは、自分に対して、カッモーン、
ショットが決まった時は、I got it!
私のテニスパートナーは、実弟で、彼のアメリカ経験は
私よりも長く3年間ほどだったので、コートに立っている時は、
我々の時間、空間はアメリカ、西海岸にワープしているのかもしれません。
二人ともダブルスは好きではありません。これもアメリカ式です。
アメリカのテニスコートでダブルスとシングルスの比率は、
日本と真逆になります。
アメリカではほとんどの人がコートではシングルスに熱中しています。
余談ですが、アメリカのパブリックコートはほとんどが無予約なので
順番待ちの人がいる場合、1セット、6ゲームの試合が終わると、
コートを譲らないといけません。
だから、順番を待つ人たちは、プレー中の人に
What’s the score?と聞きます。
聞かれた方は、スコアを必ず言い、
そのセットが終われば次の人と交代します。
留学中、バックパックにラケットを入れて、
バイクに乗りテニスコートによく通いました。
テニスメートの都合が悪い時は、
壁打ちをしてその日のパートナーを探しました。
サンフランシスコはとても気候のいいところで、
真夏にコートでたっぷり汗をかいても、
日陰に入ると汗がすーっとひいていくのです。
そこでドクターペッパーを飲むというのが、
留学中の楽しみの一つでした。
留学中、辛い時も、うまく行かないときも、悲しい時も、
テニスはこころと体の清涼剤でした。
部屋から出て、コートで走り回り、時に大声をあげる
(彼らはみなそうしていましたが・・・)と、元気が復活します。
そして、どうにかなると思えるようになります。
結果、どうにかなったのです。
テニスの効用は、今でも続いています。

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