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アメリカボーディングスクール-♯1 2019年最難関校入学難易度

アメリカボーディングスクール、今年の入学難易度、ランク3,4,5の学校は全般的に向上傾向にあります。
最難関と言われている下記、テンスクールズですが、今までおおよその目安として留学生はTOEFL100点以上、SSAT80パーセンタイル以上でした。
Phillips Academy, Andover
Phillips Exeter Academy
Choate Rosemary Hall
Deerfield Academy
Hotchkiss School
Lawrenceville Academy
St. Paul’s School
Taft School
Loomis Chaffee School
Hill School
それが、今年の留学生出願者の学力をこれらの学校のアドミッションスタッフや、ジュニアボーディングスクールのスクールカウンセラーからの意見を統合すると、少なくともTOEFLは105点以上、SSATは85パーセンタイルくらいになると思います。
たかだか5ポイントのアップかもしれませんが、これらの受験する生徒にしてみればその点数の重みを感じることと思います。
TOEFLやSSATは、もちろん学校が主催する個別の試験ではありません。誰でもオンラインで申し込みをすれば、何度でも受けることができます。したがって、受験する生徒の英語力、数学力の実力がその数字で明確になります。
おそらく、テンスクールズのなかでもPhillips Academy, AndoverとPhillips Exeter Academyを受ける留学生はTOEFL、SSATともに満点に近い生徒も多くいると思います。そのような生徒は、ボーディングスクール受験の要点を把握していることが多く、学校での成績もストレートA(日本でいうオール5)が当然のことと認識するだけでなく、スポーツ、芸術、音楽、社会活動といった分野でも著名な実績を挙げていることを理解していると思います。
このような現状を考えると、日本で中学校まで教育を受けた生徒がテンスクールズを受験し合格する可能性は残念ですが極めて低いと言わざるを得ません。但し、Loomis Chafee School、Hill Schoolは、この学校群のなかでは、比較的入学しやすい学校といわれているので、TOEFL、SSATでの基準点に近い学力と、成績平均が4.5以上、そして学力以外の分野で志願者が自信と情熱を持てる得意なものがあれば、合格の可能性はあると思います。
つづく

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