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#5 進学先選定の基準-ボーディングスクール留学

<昨日のブログに続きます>
最も合理的に進学するために、漏れのない学習をして、自分が目指す大学や高校への入学を目指すためにボーディングスクールはあると考えがちですが、問題は、漏れのない学習の内容と目指しているのは何かということです。
どのボーディングスクールでも進学先リストはもちろん作成していて、誰でも閲覧できますが、現地の生徒やその家族がそのデータをどれだけ参考にして学校選びをするかどうかは、かなり日本とは状況が異なるようです。
すでに、ブログを購読されている方は理解されると思いますが、アメリカの場合は、選択できる大学の数が日本と比較するとかなり多く、大学そのものが入学試験を自校では行わないので、合否判定のための偏差値というのはありません。
また、日本であれば、東京は国の機能だけでなく、流行の発信地であり、学問に関しても多くの著名な大学があり、日本の中心とも言えますが、州ごとの独立性、独自性の高いアメリカでは、東京のような都市はありません。そのような社会の違いもあってか、日本の東大イコールアメリカのハーバードとは考えられてはいません。
アメリカ人がボーディングスクールを選ぶ時に大切にするのは、データや評判よりも実際に自分が訪問してみて、その印象です。卒業生の進学先やSSAT、SATの平均点などもデータとしては、受験者もその家族も確認はするでしょうが、結局はそのような情報を学校訪問の印象よりも優先させることはないように思います。
データを優先して学校を選択するにしても、結局は「自分」がその学校に馴染めなければ、データは意味を失くします。
多くのボーディングスクールを訪問して、その都度、在学生ツアーガイドに、学校選択の理由と、その学校以外に合格した学校を聞くのですが、テンスクールズに合格していても、学校規模がそれらの学校の半分以下で、データ的に考えれば、ランクがかなり下のボーディングスクールを選択する生徒にたくさん接してきました。
最初のうちは、彼らの話の真偽を疑ったのですが、最近は、アメリカ人の個性の根拠というのは、学校選びでも十分に発揮されているのではないかと思うようになりました。個性、すなわち自分らしさの根拠、自分の特性というようなことですが、データや評判よりも、自分の意思を重んじるところに、彼らの個人の尊重という精神が生きているように思います。

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