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TOEFL100題演習 - ボーディングスクール留学

日本人留学には必須であるジュニアおよびボーディングスクール留学でのTOEFL対策がほとんどの進学先校で重視されていないのは、受験文化の違いとしか言いようがありません。
日本よりもはるかに親が学校に対して物申す中国や韓国の生徒でさえも、親子ともに学校にTOEFL対策を求めてもおそらく手ごたえのある反応を得ることができず、更に突っ込んでみても、おそらく、カレッジカウンセラーもそもそも受験対策という文化が違うので、取り上げようがないのではないかと思います。
中学、高校の最終学年になってから準備をしたのでは、遅い可能性が高いTOEFL、そしてSSAT、SAT対策は、留学生とその家族がやはり独自に考えて計画し実行するべきものであると思います。
具体的には、TOEFL100題演習をお勧めします。TOEFLはリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングという4つのセクションに分かれています。そのうち、留学生が最も取り組まなければならないのは、リーディングです。読解力とは何かをTOEFLは留学生に教えてくれます。繰り返して述べますが、40行あまりの英文を要約したり、要点を探し出したりすることは、英語と長く付き合ううえで必須の力です。
TOEFLは専門知識を要求しているわけではありません。日本の一部の受験校の英文読解に見られるあまりにも形而上的でとりとめのない文章がダラダラと続くわけではありません。これくらいのことは10代半ばから後半でできてほしいという英語理解に関する問題です。
今はネットの時代ですから、TOEFL対策参考書は簡単に入手できます。大切なのは、問題にあたることです。留学生は特にそうです。英語に関する基本的なことは、毎日の学校生活で学んでいるのですから、TOEFLの過去問を100題こなせば、誰でも読解力をかなり増すことが期待できます。最初の20問くらいはとても辛いと思います。要約や内容把握など、7年生、8年生諸君は、圧倒されるかもしれません。あるいは、時期尚早とばかりなかなか集中モードに入れないかもしれません。故に、留学を俯瞰させて、今何が必要なのかを親子で話し合わなければなりません。
焦る必要がないために、今を大事にする。ボーディングスクールで子どもたちが一所懸命にやっているからこそ、それを結実させるためのゴールを導くのは、学校だけではありません。
正月以降につづく

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