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メンター制度について

ボーディングスクールには生徒の学力や人間力を伸ばすためのユニークな制度や活動がたくさんあります。すべては、生徒たちが興味や関心のあるものを見つけてそれをより深く追求することで、「できる」という自信をつけさせることに向けられています。やる気に火がつかなければ、自分がどのような特性や個性を持っていて、それを発揮できるかがわかりません。
10代の前半にして、親もとを離れて寮生活をすること自体がそもそもユニークな経験といえます。大学生という立場になって初めて親元から離れて、一人で生活するのが日本では一般的ですが、ボーディングスクールの世界というのは、中学、高校から精神的な自立を促進させて、その成果として大学で学ぶ準備をさせるものと考えられます。
アメリカの私立の大学では、リベラルアーツ教育と呼ばれる教育の伝統があります。日本では、ハーバード大学、MIT、コロンビア大学、スタンフォード大学といった私立の総合大学が有名ですが、リベラルアーツに特化した大学は日本ではその存在すらあまり知られてはいません。一般にそれらの大学は生徒数が5000人以下と規模が小さく、ひとクラスの人数も少なく、一般教養を中心に読み書きを徹底して行います。当然、合理的読書のための方法、理解しやすく論理的な文章を書くためのリサーチやフィールドワークも盛んです。
社会に出てすぐ必要となる読書力と文章力がそこでは、鍛えられるとともに、その基礎力をつけつつ、自分の好きな分野を見つけ出し、進んでいくという訓練がそこではなされます。
前置きがとても長くなってしまいました。今日のテーマはリベラルアーツの大学の手前にある中学、高校のボーディングスクールでのメンターという制度についてです。
メンターとは、初めて寮生活を送る生徒たちのために、学業や生活などの相談に乗ってくれる上級生のことを指します。学校が新入生のためのメンターを指定してくれます。日本でいえば、「先輩」にあたりますが、ボーディングスクールのユニークなところは、新入生に対して、メンターをひとり一人に割り当てることです。
日本からの留学生にとって、このメンター制度は言葉のハンディと文化の違いもあるなかで活用されているとは言い難いのですが、これからボーディングスクールを目指す人にとっては、このメンター制度はとても利用価値の高い制度ではないかと思います。
なにしろ親はもちろんのこと、友だちもゼロなのですから、最初に頼りになるのは、アドバイザーの先生とメンターとなる人です。しかし、英語が通じなければ、彼らは日本語が話せませんから、コミュニケーションができません。それを可能にするためにはどうしたらいいでしょうか。
つづく

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