留学を通して子どもの成長を促すためにやるべき事。好循環を創出する。

今年進学の子供達のアプリケーションのプロセスも終わり、年末年始に帰国していた子供達もボーディングスクールでの日常を取り戻し始めている2月あたま。続々と生徒たち、親御さんたちからの日常についての連絡が届くようになりました。
その内容は、前向きな事柄もあれば、これから取り組むべき課題が主なテーマとなっていることもあります。今回のブログではそんな生徒や親御さんからの連絡に対して、我々Eコンシェルジュのコンサルタントがどのように対応をしているのか?少しその内側についてお話をしてみたいと思います。
私がサポートをしている生徒たちは留学をスタートする約1年前〜留学中の数年間を二人三脚(親御さんも含めると三人四脚でしょうか)で見ていますので、結果的には長期間にわたって生徒たちの成長を見守っています。時間的な観点から言えば、子どもたちが年齢とともに成長する変化に富んだ時期を目の当たりにする幸運に恵まれていると言えます。
だからこそ、そのサポートは多岐に渡ります。生活面から、生徒たちの人間性、そして学業まで。我々が、たとえば「学校手配だけ」「受験だけ」、「テスト対策だけ」など一つにフォーカスをしないのには理由があります。(出来ない、とも言えるかもしれません。)
答えはシンプルで、留学に関わるすべての要素は全てリンクしているからです。。
これらの要素のどれもがとても大切で、一つでもそれがボトルネックとなるとしたら、生徒たちの成長を阻害する要因となります。そうすると、成長の伸び悩みは生徒自身の学業に対するモチベーションに良い影響を与えません。
友達関係、家族関係、学業、人生に対する目標、などなど、生徒一人一人の「ボトルネック」になる可能性を挙げると枚挙に遑がありません(千差万別ともいえます)。逆に、そこをしっかりと見定められるからこそのコンサルタントであり、コーチだと考えています。
ボーディングスクールの成績は主にMid-Term、Term毎にレポートが届きます、それ以外にも生徒たちのポータルには日々の授業における先生からの評価を確認することが出来ます。
そこにあるのは、単なるテストの点数にとどまりません。それぞれの課題に対する評価はもちろんのこと、そのタームで行われている授業の内容、そして、それに取り組む生徒一人一人の評価が文章で事細かに書かれています。
私はそこに表現されている言葉一字一句から、その生徒が先生たちからどのように見られているのか?、テストや課題の評価を見えて、その生徒の学習スタイルがどのようなものなのかを読み解きます。加えて、生徒や家族とのヒアリングを通してよりその解像度を深めていく作業をしていきます。
そこには過去の実績や経験的な直感、それを裏付ける生徒、親御さん、そして先生とのコミュニケーション、それらで脇を固めていくとだんだんとその子の成長のための軌跡が見え始めてきます。
ここでの焦りは禁物です。テスト対策と異なり、その子の生活習慣、人間性、そして周りの環境などのファクターが複雑に絡み合った状況を紐解き、時間をかけてコーチングをして行くので、その成果が目に見えるまでには長ければ1年以上時間がかかることさえあります。
それでも、日々のコーチングを通して生徒たちは確実に変わります。コンサルタントとして、そして生徒を見守るコーチとして嬉しいのは、Mid-TermやTermのレポートを通して、生徒たちと直接関わる先生たちからのコメントが確実に変わってくる事です。その表現は多岐に渡りますが、それでも確実に生徒たちの課題だった部分が長所となり、苦手だった教科であっても、授業に対する前向きなコメントが増えていきます。
同時に客観的な指標である、成績が伸び始めてきます。
成績が伸び始めると、今度は先生や生徒たちから一目置かれる存在となります。そこからは好循環の始まりです。ボーディングスクールでは頑張った子どもたちを表彰する機会が至る所にありますから、結果的にその頑張りは表彰という形で報われます。子供達は頑張りが報われること、周りからの期待が寄せられることによる充実感を体感するようになります。
その段階ではすでに、生徒は自らの力で成長して行くようになります。
その段階まで持って行くまでの階段は決して楽なものではありません。時に長いトンネルをただひたすらに歩んでいるように感じることもあるでしょう、それでも我々は彼らにとって出口を指し示すための光であり、方向を指し示すコンパスになれると信じています。




