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Rectory School 学校訪問 2023 ジュニアボーディングスクール

前回のHillside Schoolに続いて訪問したのはRectory School。

今回の行程ではボストン周辺の学校から段々と内陸へ進んでいくルートをとっているが、Rectoryは森の中に白い建物が映えるように立地している。アドミッションオフィスは設立当初からのオリジナルの建物で歩いた時に心地よく聞こえる木の軋む音がとてもアットホームな雰囲気を醸し出していて、今回の同行で訪問されたご家族もリラックスしている様子。

この学校は今年で設立101年というEaglebrookと同時期に設立された学校。どちらの学校もすぐお隣にシニアボーディングスクールがあり、双方の施設を利用し合う共存体制をもっているところも興味深く、日頃からシニアボーディングの生徒たちを直近で見ることができるという意味において立地も学校選びのファクターとしてポジティブなポイントとして捉えて良いと思う。

これは地政学的な意味でのメリットの他にも例えばファクリティーの家族の一方がRectoryで働き、もう一方がPomfret Schoolで働いていたるすると、それぞれの学校の状況について熟知し、さらに人的なつながりができるので進学の際にはそのリレーションシップは強力な武器になる可能性が高いと言える。

もう長い付き合いでもある、Admission Office のMs.Lesley GibbsとHead of SchoolのMr. Fred Williamsはこの週末から日本に訪問するというタイミングながら現地で再会することができた。さらには私がサポートをする現役Rectory生のドームピアレンツであったJacobによるキャンパスツアーでもあり、知った顔に囲まれる安心感に浸りながらのツアーは心地よい。

さらには現在G9に在籍する私のサポートする生徒と現地アメリカの生徒がキャンパスツアーをしてくれた。学校の施設についてはすでに何度か訪問していることもあり、私自身にとっては目新しいことはないながらも、留学前の段階からこの留学を実現するために一緒に頑張ってきた生徒が2年間でここまで成長するのか!という驚きと感動を持ちながら、彼の振る舞いや今回同行をしたご家族への的確なアドバイスやツアー中に出会う同級生たちとの自然な会話、ふとした瞬間の気遣いなど、私個人としては、その感動がとても大きく、その生徒に合った環境がここまで生徒の成長を即してくれることの素晴らしさを改めて感じるに至った。

Rectoryといえば、カフェテリアでの食事についてネガティブな意見を生徒から聞いたことが無い珍しい学校の一つ。今回のタイミングではちょうど生徒たちのランチの時間で実際に彼らの食べている食事や選べる食事を見ていると、その評判は今も変わらずということを再認識できる。

アカデミックについてもIIPという個人向けにプログラムを組んで一人一人が異なるカスタマイズされた授業を受けられることで、それぞれの学生が自分のペースで適切なサポートを受けながら授業に取り組むことができる。IIP的なプログラムはボーディングスクールであればある程度どこの学校も行っているが、この学校については特にInternational Studentについて、例えばWorld Languageの選択肢において本来「English」という選択肢はなく、SpanishとComupter science(これも今時と感じる)が選べる。しかしながら、先生方の判断によって、英語力を伸ばすことがその学生にとって最適と判断されれば、この時間をEnglishの追加授業に当ててくれるという徹底ぶり。またEmotionalの部分についてもサポートしてくれる特徴も持ち合わせていて、思春期を迎える子供の留学という側面からも心強く、在籍するInternatioal studentに良い影響を与えていることは明らか。

現地に出向くことの価値として、留学の当事者である子どもが果たしてこの学校でしっかりとやっているのか?これを学校訪問の機会で確認したいという親も多い。

親の心配とは裏腹に、現地の町から通うアメリカ人のツアーガイドの生徒と今回訪問をした生徒はだいたい同じぐらいの背格好で気付けば二人でお話をしながらトコトコとキャンパスを歩いていた。

それぞれに生まれ育った環境も、文化圏も全く異なる二人がこんなにも自然にまだ合ってまも無いこのタイミングでこうやって寄り添って位歩いている姿を見ると、はやり留学は素晴らしいと感じずにはいられない。

今回のケースで言えば、車で10分のところにあるYMCAの室内プールを水泳のプログラムで利用する形で学校にない施設については柔軟に近隣の施設を利用して、キャンパスに無い機能を補完している、これはどのボーディングスクールにも言えることなので、ぜひ、特別でマイナーな趣味や取り組みをしているお子様、そのご家族については学校とコミュニケーションを取ることで、機会を創造してくれる。これもボーディングスクールの柔軟性の一つと言える。

 

ここでは語りきれないほどの学校のアップデート情報、生徒たちとの交流、校内の様子やプロジェクトのブログでは公開できない写真など多くの情報をコンサルタントが直接訪問をしてリサーチ・収集をしております。もし最新の学校の生の情報を知りたいと思われるご家族、お子様がいらっしゃいましたら、ぜひEコンシェルジュまでお問合せください。

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