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学校訪問レポート:St. Thomas More School

訪問日:2026年3月26日(木) 訪問期間:2026年3月23日(月)〜3月27日(金)

 

全校集会が行われていたチャペル——格式と温かさが共存する空間
▲ 全校集会が行われていたチャペル——格式と温かさが共存する空間

 

続いて訪問したのは、St. Thomas More School。コネチカット州に位置するカトリック系のボーディングスクールです。キャンパスに足を踏み入れた瞬間に感じたのは、格式と規律、そしてどこか「元男子校」らしいカルチャーの名残でした。

 

規律と温かさが共存する「人を育てる場」

 

各国の国旗と郵便ボックスが並ぶ廊下
▲ 各国の国旗と郵便ボックスが並ぶ廊下
落ち着いた雰囲気のカフェテリア
▲ 落ち着いた雰囲気のカフェテリア

 

訪問したのは金曜日で、ちょうど全校集会が行われていました。校長や教員の話し方・立ち振る舞いからは、単なる学校運営ではなく「人を育てる場」としての明確な意思が感じられました。全体に流れる空気は引き締まっており、規律がありながらもどこか温かさを感じる独特のバランスが印象的です。

 

特に印象に残ったのは、アカデミックアドバイザーが授業への取り組みが十分でなかった生徒に対して、曖昧にせず正面から向き合い指導している場面です。厳しさはあるが、それは「見ている」「関わっている」からこその指導であり、この学校の教育スタンスを象徴するシーンでした。

 

男子校文化が育んだ「規律・責任感・誠実な人間関係」

 

現在は共学でありながら、長年の男子校としての歴史が培ってきた規律・責任感・ストレートな人間関係といった文化は、今もなお学校の根底に流れています。教員と生徒の距離は近く、単なる学習指導にとどまらず「人としてどうあるべきか」を日常の中で育てていく姿勢が一貫しています。

 

「どうすれば成績が上がるか」ではなく、「どう生きるか」を問い続ける——それがSt. Thomas More Schoolの教育哲学です。

 

ESLサポートと日本人に優しい環境

 

多国籍フラグが飾られたESLクラスルーム
▲ 多国籍フラグが飾られたESLクラスルーム

 

アカデミック面では、大学進学準備を軸としつつ、ESL(英語サポート)も充実しており、留学生にも対応した環境が整っています。さらに、アドミッション担当者の奥様が日本人であることもあり、日本からの生徒にとっては心理的な安心感もあるでしょう。

 

  • 大学進学準備(カレッジプレップ)を軸とした充実したカリキュラム
  • ESLサポートで英語初学者からでも安心してスタート可能
  • アドミッション担当者の奥様が日本人——日本語でのサポートも期待できる

 

NBA選手・渡邊雄太を輩出した「バスケットボールの名門」

 

卒業生Dwayne Anderson(Villanova→NBA)のBoston Herald掲載記事
▲ 卒業生 Dwayne Anderson(Villanova→NBA)のBoston Herald掲載記事

 

この学校のもう一つの大きな特徴が、バスケットボールを中心としたアスレティックの強さです。全米レベルの競技力を誇り、これまでにNBA選手を多数輩出。日本人選手では渡邊雄太が在籍していたことでも知られており、『スラムダンク』の作者・井上雄彦が定期的に訪問しているという話もあります。バスケットボールを軸とした独自の文化が形成されている点も非常に興味深い学校です。

 

こんな生徒におすすめ

 

  • 規律ある環境の中でしっかりと指導を受けたい
  • バスケットボールで全米レベルを目指したい
  • カトリックの価値観・人間教育を大切にしたい
  • ESLサポートを活用しながら英語力を伸ばしたい
  • 日本人サポートがある安心感の中でスタートしたい

 

総括

 

「規律」と「面倒見」のバランスに優れた——本物の人間教育の場

 

自由度の高い学校とは異なり、一定の枠組みの中でしっかりと生徒を導いていくスタイル。その分、フィットする生徒にとっては大きく成長できる環境です。スポーツ・学業・人間形成のすべてにおいて、本気で向き合ってくれる学校と感じました。

 


 

🎓 教育コンサルタントからのおすすめポイント

St. Thomas More Schoolは、「面倒見の良さ」と「確かな規律」が高い水準で融合した、非常に稀有な学校です。アカデミックアドバイザーが生徒一人ひとりと真剣に向き合う姿勢、カトリックの価値観に根ざした人間教育、そして全米レベルのバスケットボールプログラム——これらすべてが一つの学校に揃っているのは、なかなかないことです。また、アドミッション担当者の奥様が日本人という点は、初めての海外進学を考えるご家庭にとって大きな安心材料になるでしょう。
  • カトリック系の規律ある環境で、真の人間教育が受けられる
  • NBA選手・渡邊雄太を輩出した全米屈指のバスケットボールプログラム
  • 井上雄彦(スラムダンク作者)も訪問する、バスケ文化が根付いた学校
  • アドミッション担当者の奥様が日本人——日本からの入学サポートも手厚い
  • ESL充実で英語初学者でも段階的に学べる体制が整っている

特にこんなお子さんにおすすめ

「バスケットボールで本気で勝負したい」「しっかりとした規律の中で、人として成長したい」「初めての留学で不安だが、日本語でのサポートがあると安心」——そういったお子さんには、ぜひSt. Thomas More Schoolをご検討ください。 チャペルに集まる生徒たちの真剣な眼差しと、教員の真摯な指導姿勢が、この学校の本質を雄弁に物語っていました。

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