留学コンシェルジュ

教育のルーティーンを変えてみる

留学の効用のひとつは、既成概念の打破と異文化という環境に適応するための生きる力の発揮にあるのではないかと思います。
戦後、行われてきた教育のルーティーン、すなわち義務教育を終えた後の選抜方式はいくつかの変化をしてきましたが、その根本は全く変わってはいないと思います。もし、変わっていたら、社会的ニーズが高いとされている英語をより多くの人が基本的なことは話せるようになっているでしょう。
世の中に出た多くの人たちが、語学ができずに困っています。しかし、その切実な思いが学生である人たちの立場に伝わっているかというと、おそらくNoであると思います。英語が公用語の会社という日本国内にあっても異文化企業が出現する時代ですが、是非は、それに踏み切った会社の盛衰によって判断されることでしょう。
これから留学する生徒たちに共通してみられる嫌いな科目とその理由として、社会、特に歴史と暗記の多さが挙げられます。何年に何が起こったということをまず覚えておかないといい成績が取れないという概念が、「歴史に学ぶ」という子どもたちの好奇心を奮い立たせるような「なぜ」ということへの興味を失わせているように思います。
社会に出てから、歴史的事件の年号を問われることはほとんどありません。それよりも、どうして明治維新が起こったのかということや、日本にしても世界にしても次々に現れる英雄や偉人、そして社会体制の変化など、「なぜ」という視点から徹底して入って行けば、「覚える」という無味乾燥な作業も子どもたちは素直に克服できるのではないかと思います。
英語にしても、通じる楽しさを小学生くらいから教えてあげれば、中学校の後期から高校にかけてのかなり多くなる単語を覚えるという作業も受験が終われば忘れるという今までのルーティーンから解放されて、将来のために自分に身につけようというプラス思考に変えることができると思うのです。少なくとも、今の読み書きを中心とした英語の「解読」のような作業では、豊かで便利な社会にあっては、子どもたちに見向きもされないのかもしれません。
それでも英語のニーズという意識だけが先行しています。かくして、TOEFLやTOEICを英語試験に使うというところまで行くわけですが、アメリカで開発されたテストは、その使用目的が限定されたものです。それを一般の受験生にまで普及させることは、とても大きな無理があると思います。
つづく

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