留学コンシェルジュ

#4 現代大学生気質

<先週土曜日のブログに続きます>
3か月という限られた期間で、仕事で使える程度の英語力を完成するという「社命」で留学をする若い世代の人たちが、それによく応えているという事実があるので、それならば大学生のうちに留学という機会が作り出せればいいと思います。しかし、現実は、大学生の留学生数は80年代からそれほど変わっていないというのは、どのような理由によるのでしょうか。
このままの状態が続けば、国際と名のつく学部学生は1年間くらいは留学をするのが当たり前でも、他の学部の学生は留学から遠ざかっていく。それ故に、企業が社命としての留学を考えざるを得ないのが日本の若い人たちの異文化体験の実際かもしれません。
今、日本の教育がより根本的に考え直される時期に来ていると思います。留学することで教育のすべてが解決されるわけではありませんが、与えられることが当たり前で、それをこなすという効率の良さとスピードを求める教育だけでなく、自己表現や問題意識、そして解答までのプロセスを取りに行くという姿勢がこれからの世代に求められることではないでしょうか。
選択肢が増えつつある社会で、どのように生きるか、自分には何が向いているか、何がしたいのかということを考えずに、相手に合せる理論ばかりでは、人生がつまらないものになっていしまうのも無理ありません。「それなら、さっさと独立すればいい」ということになっても、どうしたらそれが実行できるのか、その端緒がそれまでの教育のなかで与えられていないければ、そこにたどりつくまでには、相当な時間と労力がかかります。
現代の大学生気質で一番に考えられなければいけないのは、自分とは何かを追求する機会をより増やすことにあるのではないかと思います。要領が悪くても、孤独になっても、自分と向き合って、そこから進む道を築くことで、納得の選択を可能にすると思います。

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