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スカイプインタビューについて

ボーディングスクールへの留学においては、インタビューの占める役割が極めて重要です。インタビューは単に学校が志願者を審査するだけでなく、志願者も学校を選択するという見地からも考えらなければいけません。しかしながら、すべての留学生志願者が学校訪問をして、施設や授業の様子、先生と生徒の関係などを良く見たうえで、現地でインタビューを受けることができるわけではありません。そこで、殆どのボーディングスクールが、スカイプによるインタビューを実施しています。
ボーディングスクールのインタビューは日本のそれとは違い、かならず1対1で行います。その内容について、大きく整理をします。
① 導入、相互の自己紹介
名前、年齢、学年、家族、出願時期など
② 現在の学校について
学校の規模、クラスの人数、友だちやクラスの仲間など
③ 志願者自身について
自己表現のための3つの形容詞、趣味、読書、自由時間の過ごし方、得意科目、不得意科目、親友、
④ ボーディングスクールでやりたいこと
スポーツ、芸術、音楽、社会活動、その他の学校に対する興味、志望の動機など
⑤ 志願者からの質問に答える
インタビューで最も大切なことは、相手の質問に的確に答えることよりも、答える側の入学に対する意欲です。日本式に考えれば、余計な話はマイナスになるかもしれませんが、ボーディングスクールのインタビューは、必ず1対1で行われます。相手に「自分」を印象づけることがとても重要です。ですから、単に相手の質問に淡々と的確に答えるよりも、相互のコミュニケーションが評価されます。
導入部分の①、②においては、余計なコミュニケーションはあまり必要ないでしょう。しかし、③、④においては、相手の質問に対して自分の意見を大いに展開すべきです。そのほうが、コミュニケーションがスムーズかつうまくいくからです。良くある質問に「あなた自身を表現する単語を3つ挙げなさい」があります。hard worker、diligent、honest、kind、cheerfulなどがその回答としてよく用いられますが、hard workerであれば、一日どのくらい勉強するのか、集中力に優れている、読書は3時間でもできるなど、自分をアピールすることがメリットとなるでしょう。
英語圏の特徴として、志願者からの質問を必ず聞きます。これを言わない面接官は皆無です。それに対して、日本の志願者はNoと言います。
つづく

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