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生活環境への適応力 ― #3 ジュニアボーディングスクールについて

中学校時代で留学した人たちは、英語力の上達が早いと同時に、新たな環境にもかなり早くに馴染むことができます。
9月から入学して10月には、ペアレンツウィークエンド、11月に感謝祭休み、12月中旬から1月上旬に冬休み、2月に2回目のペアレンツウィークエンド、3月の春休み、そして6月上旬に学年が終了するのが、北米のジュニアボーディングスクールおよびボーディングスクールの標準年間スケジュールです。
寮生活では一日のスケジュールがしっかり決まっていて、生徒たちはかなり忙しい生活を強いられます。忙しさの内容が勉強だけではないところがボーディングスクールの大きな特徴になっているわけですが、学校が終わるとスポーツ、音楽、芸術への参加が義務付けられています。学習時間は1.5時間から2時間程度、そして残りの時間が自由時間です。
学校生活の密度が濃い分、休みも多いのもボーディングスクールの特徴といえると思います。緊張と緩和のいわば連続で1年を終えるのがボーディングスクールですが、生活での刺激が多いことが、留学生たちの環境適応性を最大に引き出すのではないかと思います。
ジュニアボーディングスクールに入った留学生たちは、最初はほぼ何もわからない状態から学校生活をスタートさせます。朝の食事、宿題や課題への取り組み、授業が終わった後のスポーツ活動、そして音楽、芸術分野に対する興味、さらには学校が主催するたくさんの週末の活動、旅行など、留学生にとっては、驚きの連続と言えます。ジュニアボーディングスクールは、そこで学ぶ生徒たちの新たなることへのチャレンジを積極的に推し進めます。
日本では、あまりスポーツに興味が無かった生徒も多くがチームスポーツに参加するだけでなく、MIP(Most Improved Player)に選ばれたりします。それが、彼らに更なるスポーツへのチャレンジに結びつくこともあります。
生徒たちに可能性がまだ開花していない時期ですから、勉強以外にどのような能力があるのか彼ら自身にもわからないことが多いのです。ジュニアボーディングスクールは生徒たちのあらたな能力を発見させることがとても得意ですし、またそのための環境を十分に用意しています。このようなジュニアボーディングスクールの環境が留学生の生活環境適応性を増進させることは間違えありません。

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