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英語習得速度 - #2 ジュニアボーディングスクールについて

「3か月もすれば、英語はわかるようになります」と明言したのは、コネチカット州にあるジュニアボーディングスクールの9年生の日本人留学生でしたが、確かに中学校1年生で留学した生徒の異文化適応力は目を見張るものがあります。
ジュニアボーディングスクールに留学した生徒は、読み、書きは別として、聞く、話すに関しては、英語圏の環境で生活をしていれば、誰でも半年ほどで一般生活でのコミュニケーションには困らないようになります。
一方で大学生以上の年齢で留学した場合、半年、あるいは一年を経過しても、英語のコミュニケーション能力が身につくかどうかは「本人次第」と言わざるを得ません。
おそらく、成人の留学では、生活の自由度が高いために、あえて英語を使わなくても良い環境を自ら無意識に作ってしまうことが多いと思います。また、「語学習得は難しい」、「失敗はできない」、「間違ったことは言えない」、「恥をかきたくない」など自分が周囲にどのように見られるかを恒に意識してしまう傾向があるため、英語を吸収する機会を制限してしまうのではないかと思います。
言葉を使うということに関しては、アウトプット(話す)とインプット(聞く)の量が最も重要な要素になると思います。起きた時から、寝るまで、英語の環境であれば、英語を使わざるを得ません。ホームステイでも寮生活でも、黙っていては生活そのものが成り立ちません。では、中学生と高校生では英語習得でどのような差があるのでしょうか。
成人の留学と違って、自由度という点ではジュニアボーディングスクール(中学)もボーディングスクール(高校)もそれほど変わりません。すなわち、生活レベルの英語の習得という点においては、中学、高校ともそれほど大きな差はないと思います。
問題は、あくまでもその次の段階です。コミュニケーションの道具としての英語をマスターした時点で、それをどこまで伸ばせるかが中学留学と高校留学の明確な相違点です。
3年間の留学と6年間の留学では、英語に対する精通度が当然異なります。初年度は、異文化という環境に「慣れる」ことに重点が置かれますが、次年度以降は「伸ばす」ことが可能です。伸ばす意識が充実していれば、8年生、9年生の2年間でTOEFL80点以上は無理なく達成できるゴールと言えます。それをもってすれば、ボーディングスクール(高校)をより広い範囲から選択することが可能になります。
つづく

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