留学コンシェルジュ

#1 ジュニアボーディングスクールについて 

TABS加盟のボーディングスクール(高校)が300校余りなのに対して、ジュニアボーディングスクール(中学校)は10校余りしかありません。イギリスのボーディングスクールやスイスのインターナショナルスクールが小学校から寮生を受け入れるのに対して、アメリカ、カナダのジュニアボーディングスクールは5年生くらいからの寮生の受け入れが一般的です。例外的にBement Schoolが4年生からの寮生受け入れとなっていますが、その数がとても少ないので、現実的とは思えません。
私が積極的に中学留学を勧めるのは、下記の理由によります。
① 英語を身につける速度が速い
② 寮生活の環境に適応することが容易
③ 高校選択の幅が広がる
④ 高校に比べて入学難易度が低い
⑤ (ジュニアボーディングスクールの数が少ないので)学校選択が容易
日本の場合、学校選択における偏差値の威力はかなり大きいのではないかと思います。また、偏差値が広く一般に用いられているために、選ぶ側も選ばれる側もその数値を信頼できるものとして受け入れます。
ところが英語圏の中等教育機関においては、いずれの国も偏差値という学校選択で大いに参考になる基準がありません。そこで学ぶ生徒たちに「なぜ、どうしてこの学校に入学したか」という質問をしても、「進学実績がいいから」というような意見を聞いたことはありません。生徒たちの答えは、「先生や生徒がフレンドリーだった」、「学校の規模が小さいところが自分に合っていると思った」など、おおよそが自分の感覚で決めています。
ジュニアボーディングスクールは、どの学校も進学先リストをホームページで公開しています。生徒が合格した学校ではなくて、進学先リストなので、その情報は参考になりますが、マサチューセッツ州、コネチカット州、そしてニューハンプシャー州にあるジュニアボーディングスクールのいずれの学校でも、生徒の進学先でたとえばテンスクールズが傑出して多いという学校はありません。故に学校の個性と生徒の個性のマッチングということが極めて重要になります。
中学校留学の特徴として私は上記に①から⑤までの要素を挙げました。日本では一般的に中学校からの留学は時期尚早と考えられていますが、その理由は、人格形成におけるアイデンティティーの確立への不安ではないかと思います。現実的にはその心配は杞憂なのですが、その詳しい内容を次回のブログで述べたいと思います。
つづく

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