留学コンシェルジュ

Rectory SchoolとEaglebrook School訪問

<昨日のブログに続きます>
昨日のブログに重複しますが、下記Rectory Schoolの基本データです。
Rectory School
総生徒数:243人(寮生144人、通学生99人)
学年:幼稚園~9年生
留学生(寮生)受け入れ学年:5年生~9年生
創立年:1920年
全校生徒に占める留学生の割合:33%
日本人生徒数:8名
余談ですが、Rectory Schoolのツアーガイドの生徒は、日本人1名、アメリカ人1名のコンビでした。日本人生徒さんが私の名前を知ると、「あっ、斉藤さんですか。私ブログ読んでいます」という返事をいただきました。
私のブログは親の立場から書いているのですが、留学生にも読者がいることを知ってとても嬉しく思います。将来、留学コンサルタントを目指してくれる生徒が出てくれることを期待したいと思います。
この学校のみならず、Fessenden School、Fay Schoolを除くジュニアボーディングスクールの初年度の履修科目はかなり類似しています。英語力が初級程度の7年生の留学生の科目を例に取り説明します。
主要科目
English
Language Skills
Algebra 1
History
Earth Science
選択科目
Ind. Instruction
Project READ
Music
Robotics
Cross Country
この学校の場合、ESLがないのが大きな特徴と以前にブログでご紹介させていただきましたが、その代りLanguage Skillsというクラスで英語文法や単語など英語により精通するための技術を他の留学生とともに学んでいます。
では、History(社会科)、English(国語)、Earth Science(理科)、Algebra1などはアメリカ人と一緒で英語がついていけるかどうかの疑問が生じます。結論からいうと、一クラスの人数が10名前後と少なく、講義型でなく、ディスカッションやプレゼンテーション、リサーチなどを十分に取りいれた授業になるので、宿題、定期試験、小テストなどは、各先生が個別に留学生に対して配慮や調整をすることで補っているのです。
普段は発言のない留学生が勇気を振り絞って発言すれば、たとえその内容が一般的なものであっても先生のみならず生徒も称賛したり、課題学習などでは、気の利く生徒と組ませたりすることもあるでしょう。試験の時間の延長、宿題の内容の留学生のための修正などを通じて、先生が留学生のやる気を引き出していくのがジュニアボーディングスクールの大きな特徴といえます。
つづく

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