留学コンシェルジュ

#5 - 学ぶことの面白さ

<前日のブログに続きます>
前日のブログでは、イギリスのジュニアボーディングスクールの社会の授業を例にとり、生徒たちが興味や関心を持つように十分に考えられている授業についてご紹介しましたが、学ぶことが面白いと感じられることを目標として授業が考えられていることがとても大切ではないかと思います。
それを実行するためには、教える側の熱意が欠かせないと思います。たとえば英語の授業であれば、英語が通じたら自分の世界がどれだけ広がるかということが学ぶ前提として必要ではないでしょうか。そして、言葉としての英語がそれほど難しいことではないこと、文字として英語もその基本事項は実は2週間程度で学ぶことさえ不可能ではないことを生徒に伝えることができれば、おのずと彼らは「自分のため」に授業に興味を持つことでしょう。
その延長線上に留学があれば、それは99%成功すると私は今までのコンサルティングの経験をもって断言できます。
今の日本の教育は好むと好まざるとにかかわらず一定の方向に進んでいるように思います。知ることばかりが優先されて、生徒が自ら考えそれを授業で発表することは英語圏の教育ほど盛んには行われていないと思います。もちろん、英語圏の教育が正しくて日本の教育が間違っているというわけではありません。
しかし、英語圏の中等教育の実情と留学生の現実を見ていると、それをより正確になるべく多くの人に知ってもらいたいという衝動に私はかられます。
その中で特にボーディングスクールの教育は学ぶことの無駄が少ないと思うのです。せっかく英単語を3000語暗記しても、世界や日本の歴史上の重要事件などを2000年以上にわたって暗記しても、数学の定理や公式をしっかり覚えても、大学に入学1年後にどれだけ覚えているでしょうか。
そもそもそれらの知識は忘れていいという前提で取り組むとすれば、多情多感な青春の真只中で無駄、無益なことをしなければならないのでしょうか。これは究極の「もったいない」ではないかと私は切実に感じています。
さらに問題であると思われるのは、「覚える」ことへの訓練が小学校時代からシステム的に行われることにより、失敗や挫折などを乗り越えることなく、間違えのないスムーズな道をすんなりと行くことが当たり前のように捉えられてしまうことがあるということです。
つづく

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