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勉強好きになるために

勉強好きになるためには、勉強の既成概念を根底から覆す必要があると思います。
たとえば日本の英語学習に関して言えば、大人でさえも難解な難しい文章を
読むことはやめてもいいと思います。
「受験に出るから」という至上命令に支配されることなく、
内容がつまらなければ、無理して読む必要はありません。
その代りに、英語を道具として使うようにします。
英語で自分が伝えられる喜びや楽しさを勉強します。
自分とは違った言葉、環境、文化、社会で育った人たちと意思疎通をする、
その楽しさ、素晴らしさ、面白さを初めに知れば勉強もやる気が出ます。
そのきっかけとして、海外を見ることはとても重要です。
「こんな勉強がいったい何の役に立つのか」と多くの受験生は思っています。
「そう思うならば勉強をしなくてもいい。高校は義務教育ではないのだから、行く必要もない。ひとり、競争相手が減ることはいいことだ・・・」という競争意識は、
学ぶ楽しさと無縁ではないでしょうか。
若い人たちが持っている、好奇心や冒険心などが、本来は勉強の促進剤となる
と私は思っていますが、問答無用の勉強はとても困りものです。
がむしゃらに勉強して、勝ち残ったとしても、その勝利という優越感が
果たして社会にでてからプラスに役立つでしょうか。
暗記の量多さで人の優劣が決まるでしょうか。
人生はテレビのクイズ番組とは違います。
生徒たちの単純な疑問に真正面から答えるのがいい先生ではないかと思います。
さらにいい先生は、自分が教えることに情熱とプライドを持っていると思います。
そのような先生は、生徒たちとのコミュニケーションを大切にします。
たとえば、歴史のクラスで、「クレオパトラの鼻が1センチ低かったら・・・」
という議論でクラスを沸かせ、生徒が乗ってきたところで、
古代ローマ帝国について考えさせる。
結局、生身の人間が築いた過去を知ることで、どれだけ価値のある人生を
自分が送ることができるかを実感できない限り、歴史の勉強が
単なる丸暗記作業であることをいい先生は知っていると思います。
「勉強以外のことも一所懸命にやりたい」という生徒の願いを実現できれば、
生徒たちは勉強に対してやる気を起こすでしょう。
そのような環境にあって、生徒は未知なことに「チャレンジ」してみたらいいのです。
既成概念に捉われず、Just Do Itを素直に実践する機会を与えられたら、
子どもたちは必ず自ら動き出すと思います。
勉強好きになるための学校を世界で選ぶということを私は、
これからも実践していきたいと思います。

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