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ニュージーランド留学 - 地元の評判と評価

学校を評価するのに情報は多ければ多いほど評価する側の精度は上がることでしょう。ただし集めた情報をどのように選別するか、またその優先順位をつけるかが、留学生のための学校選定では極めて重要です。
日本の場合、学校評価は偏差値に集約されているといっていいと思います。この学校選定万能ものさしが英語圏の学校にもあればいいのですが、それはあり得ません。日本と違い英語圏の国々ではローカル性が日本とは比較にならないほど強いこと、全国的なスタンダードなど中等教育レベルではそれほど気にならないといった教育文化事情によるものです。
さて、私は日本で育ち日本で教育を受けたので、たとえアメリカ経験が2年間あっても日本的偏差値評価の物差しを無意識に学校選定の際、考えがちです。すなわち、自分の中での入学難易度ランキングです。それが、アメリカの場合、ある程度自分で納得いくランキング、すなわちランク1からランク5までに分類できるのですがニュージーランドの場合は、全く状況が異なります。
すでに前回のブログでご紹介しましたが、ニュージーランドの中学、高校に留学するにあたっては、地元で評判であり、大学進学率が高い学校であっても、留学生が入学できないことがありません。1年学年を落として受け入れてくれます。
では、どのようにして自分に合った学校を選択するのでしょうか。
地元の人から学校の評判を聞く機会を持ちました。ところが、その評判と言うのが、あまりにもインサイド情報でした。校長の評判が最悪、学校スタッフの調和も取れていないなど、日本にいては得ることができない情報であることは確かなのですが、それがどれ程まで留学生に影響するのは私自身わかりません。
一方で語る側はとても熱心です。特にわが子の教育にも関わることですから、教育者としてあるまじき行動を取るような校長のいる学校は絶対にダメだということになります。ところがです、
その校長はすでに辞職しています。
辞職から1年たっていても、学校の評判の悪さがまことしやかにささやかれています。情報を受ける側がいい加減なのか、情報そのものが陳腐なのかはわかりません。
やはり学校の実際は自分で確信を持つことが最大の決め手になると思います。そしてそれが、最善の選択に繋がるのではないかと思います。

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