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英語力と生きる力 4 日本の教育システムの特徴

<前日のブログに続きます>
知識が万能ではありませんが、知っていることの多さが単純に求められる日本の教育制度においては、どうしても生徒ひとり一人の個性や特性についてそれを生かせる教育を考えることは難しいと思います。
計画性が高く、目標が設定されれば、それに向かってきわめて合理的に効率よく邁進する勤勉な日本人の国民性は、テストの結果がすべてという教育システムが合っているのかもしれません。
テストの結果による単純比較が何よりも公平、平等であり、多くの人を短期間で判定することができます。この判定方法は国民的理解のもとに成り立っていて、それを根底から覆すような議論は、現実として難しいのではないかと思います。
小学校から高校まで学年ごとにやることが明確に規定されていて、教科書が国のお墨付きの上に成り立っているわけですから、システム的にはとてもうまく出来ていると思います。
これだけやることが順序立てて明確であれば、それに対して学校外でもいろいろな補助学習が可能となります。覚えるまでくりかえりやる、そうすることで、知識が自分に定着し、ひいては受験戦線で勝ち残っていく基礎を作り上げることができる。
これから留学をする小学生、中学生のサポートをしていて感じることは、彼らが多忙な毎日を過ごしているということです。ウィークデイは、放課後から就寝までにやるべきことがおおよそ決まっています。
彼らとまとまった時間話せるのは、なんと21時を過ぎてから、あるいは週に2回は6時ころに家にいるなど、まだ10代なのに社会人のような生活スケジュールのなかで彼らは、勉強に励んでいます。
もちろん、これだけ忙しいスケジュールをこなすには、マネージャーとしてのお母さんの役割がきわめて重要になりますが、問題は、当の本人がいかに優れたテスト実績をたたき出したとしても、マネージャーなしでやっていけるかどうか、また、マネージャーから離れる時に、自分で自分を管理できるかどうかということです。
さらに、現代にあっては、教育科目のなかで、英語への総合的なニーズが高まっていています。この流れのなかから、小学校からの英語学習が検討されていますが、掛け声の割には、小学校段階での英語学習が定着しているとは思えません。現場にしてみれば、現行の課題をこなすのが精いっぱいで、英語にまで時間を割けないというのが本音ではないかと思います。
つづく

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