留学コンシェルジュ

英語力と生きる力 3

<前日のブログに続きます>
10代前半の留学では、それをガイドするパイロット役、すなわちコンサルタントが大きな役割を果たすと思います。
その理由は、あまりにも英語圏の初等、中等教育という世界が、私たちにとって未知なるものだからです。英語のできる親がどんどん増えて、また留学経験もある親もこれから増えることを私は期待します。しかし、その人たちでさえ、自分の留学については、確固たる信念のもと、多くを語ることができても、わが子の留学について、具体的な対応ができとは限りません。
ボーディングスクールを卒業し、英語圏の大学を出た人がわが子の留学を考えるとしても、2世代も違えば留学事情もかなり変化していますから、適切な情報収集や学校の選定にはコンサルタントを必要とするでしょう。
留学という方法でわが子の初等、中等教育について世界を視野に考える場合、国による教育制度や文化の違い、また国を特定したとしても、どこの学校が良いかという選択は簡単ではありません。
留学導入の部分においてこそ、海外の教育を客観的に考え、評価できる人と情報が必要になります。
また、留学を考える際、教育の基本概念を日本のそれに置き換えると多くの矛盾が生じることになります。たとえば、日本では小学生でも1日、3時間くらいの学校外での勉強時間を確保することは珍しくありませんが、英語圏の小学校ボーディングスクールにおいては、放課後の勉強時間はせいぜい長くて1時間です。小学校のみならず、ジュニアボーディングスクール、また高校としてボーディングスクールにおいても、学校が寮生たちに提供する放課後の学習時間は2時間あまりです。
「それでは足りない」と私たちは考えます。だから冗談ではなく、「ボーディングスクールの周辺には塾はないのですか」という親からの質問を私は受けたことがあります。
知識の総和が問題にされる日本においては、日々の詰め込み学習は欠かせません。その習慣が小さい時から確立されていることが、日本においては、成功の必須項目です。  
余談ですが、今、日本のテレビ番組でバラエティークイズはかなりの多いのではないでしょうか。いろいろな分野の人が回答者ですが、彼らは何を競っているかというと知っていることの多さです。ネットで検索すれば、一発解答が得られるような雑多な知識を知っているかいないかが問われます。
そのようなテレビ番組が毎日どこかでプライムタイムに展開されているわけですから、私たちの意識のなかに「知識の万能性」が根付いていると思います。
つづく

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