留学コンシェルジュ

英語力と生きる力 2

<前日のブログに続きます>
学校訪問時に感じたことは、その都度ブログに掲載していますが、これからも学校訪問の際には私が感じるであろうと思われるのは、留学する本人のあまりにも楽観的というか極端な言い方をすれば、留学は「ひとごと」ともいえる現場での態度です。
ボーディングスクールでは、授業はどこの学校でもオープンに訪問者に開放してくれるばかりでなく、先生によっては、自ら授業を中断して、訪問者のために授業内容を説明してくれます。それを熱心に聞くのはこれから留学する本人ではありません。本人はむしろクラスにも入りたがらず、できたら早く終わってほしいという態度です。親もそれがわかりますから、内心では、「あなたのためにここまで来ているのよ」と叫びたいのだと思います。
私も若いころは、あまりにも無関心的態度を取る留学希望者に対しては、イライラをつのらせ、「しっかりしろ」などと叱咤したものですが、最近は子どもたちの態度は、さして気になりません。その理由は、留学前の態度がどうであれ、学校訪問後に「留学をしない」という結論を出した生徒も家族もいないからです。
すなわち、留学が親の意思であれ、本人の意思であれ、留学をするという結論のもとに学校を訪問するわけですからすでに、彼らの意思はこころの奥底では決まっているのです。そうでなければ、時間と費用をかけて学校訪問にはいきません。もし、訪問後、「やっぱり留学しない」という生徒がいるとすれば、留学そのものよりも、本人の生き方、もし生き方というほど成熟していなければ、決め方のプロセスがとんでもなく狂っているとしか思えません。
彼らは見守っていても大丈夫であるから、私はコンサルタントとしてやっていけます。
私は、子どもたちの能力や可能性はとても大きくて神聖なるものと思っています。だから、あまり細かい修正にこだわるよりも、私は必至で彼らの良いところを探すべきだと心得ます。
学校訪問の時は、とてもいい加減で、留学したいのかどうかさえ曖昧だった生徒たちが、4年後くらいには、名だたる大学に入学していきます。日本の受験ラインのなかにいれば、到底合格できないだろう大学にすんなり合格してしまうのです。
もちろん、彼らが大学に受かるから彼らの可能性が広大で神聖なのではありません。4年間の間に、ゼロから始まった新たな環境でのサバイバルゲームに対して、彼らは放棄することもなければ、リセットもせず、黙々とやり抜くのです。
私は多くのことを留学する10代の子どもたちから学びました。その結果が、彼らの可能性の大きさとその多様性なのです。
つづく

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