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ニュージーランド留学 3 卒業資格

<土曜日のブログに続きます>
ニュージーランドの中等教育を卒業する要件についての続きです。基本事項をもう一度整理します。
① ニュージーランドでは、高校の卒業証明書は一般に発行されないため、留学生でそれが必要な生徒は卒業証明書作成を学校に依頼する。
② ニュージーランドの高校を卒業するためには、レベル3(最終学年)の成績結果のみが問われる。
③ ニュージーランドでは、小学校卒業、中学校卒業という資格はない。
たとえば、日本で中学校時代、高校時代を学校に行かずにすごし、高校3年生の年齢でニュージーランドに留学したとします。ある程度、英語ができれば、Level3の科目を取得することが可能です。国語としての英語や、歴史、経済、現代社会など、英語力を求められる科目を日本からの留学生が履修し、まっとうすることは難しいでしょう。しかし、数学、理科系科目、また多くのニュージーランドの高校で学べる日本語、そして本人の興味が大きく成績とかかわる、コンピュータ技術・デザイン、実践系のツーリズム(旅行関係の科目)、ヘルスアンドニュートリション(健康栄養)、金属、木工技術科目などニュージーランドでは、Level3の科目はほぼ自己選択制ですから、自分がやりたいこと、興味のあることを中心に組み立てることができます。
日本やアメリカの場合であれば、高校3年生になるまでに、いわゆる必須科目があるので、いきなり3年生に入学が許可されたとしても、1年間でその必須を満たすことは不可能です。
イギリスの場合で考えると、中等教育最後の2年間は大学入試のための特化した学習になりますから、当然そのレベルは高くなります。したがって、卒業を目指す場合、アートや英語力が問題にされない科目を取るわけですが、やはり総合的な学力が無ければ、大学で要求されるレベルの学習を続けることは難しいのではないかと思います。
ニュージーランドの教育制度にあっては、イギリスよりも選択の幅が大きいと言えますし、最後のレベルで留学生が無理なく取れる科目も探すことができると思います。
もちろん、単なる卒業という資格を取得するために留学することには、無理があります。現地で発生する異文化への対応や、コミュニケーショントラブルなどは、留学した本人が自主的に解消すべき問題で、卒業資格とは独立して考えるべきことです。しかしながら、高校2年間で卒業したいという、期間と費用に制限のある生徒にとっては、ニュージーランドはとても条件の良い留学先となります。

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