留学コンシェルジュ

親の本音1 ― 勉強をしない

留学相談中、私が一番心がけていることは、親子の共感を得ることです。いくら熱意をもって留学の効用を説いても、良い結果例を挙げても、ボーディングスクール教育の素晴らしさを語っても、それはすべて私自身の経験や学習に基づいていることであり、それが相談する人たちに当てはまるかどうかはわかりません。
留学相談に来る人たちは、それぞれの生徒やご家族にあてはまる留学を知りたいのであって、英語圏の教育やボーディングスクールの特徴などの知識を増やしたいのではありません。そこで、私はそれぞれの家族にあてはまるような留学ケースを中心にコンサルティングを行うようにしています。すなわち、「留学したら・・・」というシミュレーションです。
親子関係はその他の人間関係に比較すると特別です。親は、誰よりもわが子のことを知っている、愛していると思っていると思いますが、それをどのように子どもが受け止めているかについては、意外と客観的になれないものです。
親のわが子に対する本音として、「勉強をしない」というのが筆頭に挙げられます。
私もわが子を留学させたとき勉強しない息子をどうしたらその気にさせられるか真剣に考えました。結論として、私は息子に国際電話(2003年にはスカイプはりませんでした)で英語を教えました。この経験から、私は留学すれば子どもたちは自然と勉強するようになるということが、事実とは違うことを身を持って体験しました。
大切なのは、それぞれの子どもにあった留学を実行することです。勉強をしない子どもたちをどうしたらその気にさせられるのか、どうしたら将来に向けて役に立つような学力が身につくのかということを考えることです。
言うまでもなく、子どもたちが自発的に留学を捉えて、準備を自ら積極的に進めて、親はお金を払うだけというのが理想ではあるわけですが、そのようなケースはありません。むしろ、留学が1週間後に迫っても、親から言われるまで何もしないのが一般的な10代前半の子どもたちです。
それに対して、親が「あなたの問題なのに、どうしてそれほど無関心でいられるの」と自分の本音をわが子にぶちまけたとしても、留学が一歩前進するわけではありません。そんな時は、子どもと一緒に準備を進めることです。
留学を控えた子どもたちは、頭の中では留学後の辛さも乗り越えるべき障害もよく理解しています。しかし、とにかく未知なる体験ですから、とても不安なのです。しかし、その本音は素直に親に伝えられないものです。

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