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留学適齢期を考える-4 

<前日のブログに続きます>
SSATのスコアを要求するジュニアボーディングスクールが数年前から出てきました。今のところ、Fay SchoolとBement Schoolの2校がSSATを入学考査時に要求していますが、数年先にはEaglebrook School、Rumsey Hall SchoolなどもSSATスコアを要求するようになり、10年後くらいは、さらに多くのボーディングスクールがSSATを要求する可能性があります。すなわち、需要と供給の関係で入学難易度が上がるということです。ボーディングスクールのマーケットは世界が対象であることがアメリカの中等教育留学を考える際の大きな要素です。
アメリカのジュニアボーディングスクールの留学生受け入れ学年は、Bement Schoolが小学校3年生から、Fay Schoolが7年生、他のジュニアボーディングスクールは5年生ないしは6年生からです。日本人留学生の出願学年は7年生が一般的です。留学適齢期が今のところアメリカでは中学校1年生になっています。
アメリカのボーディングスクールおよびジュニアボーディングスクールの日本人留学生受け入れ事情と全く違った様相を示しているのが、イギリス、スイスのボーディングスクールです。この両国では小学生からの日本人留学生が多く学んでいます。
特にイギリスでは、13歳までのジュニアボーディングスクールが豊富にあり、全寮制の学校もあります。これらの学校の目的は中等教育機関への入学にありますから、イギリスでは小学生から親もとを離れ、学校を中心とした団体生活を行うことが教育の文化として成り立ってきたと言えます。
初等教育時代に異文化のなかで親もとを離れて暮らせば、当然のことながら現地の文化、習慣に同化します。そこで無国籍人間になってしまうか、あるいは現地人となってしまうことが高校生までの留学での大きな問題点です。一度、そうなってしまうと、日本に逆適応をすることが難しいともいえるからです。
つづく

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