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英語習得のスタイル ジュニアボーディングスクール留学

ボーディングスクールに留学した生徒の英語力習得方法はいくつかのパターンに分かれているようです。とにかく毎日24時間が英語実践の場であるわけですから、英語をマスターするために、それぞれの留学生が自分に合った方法を生み出しているといえます。
もちろん、留学生はボーディングスクールという学校組織で日常を過ごすわけですから、本人に課せられる宿題、課題は毎日取り組まなければいけません。しかし、それだけで英語をマスターしているわけではありません。学習と生活は区別して考えられます。
ある生徒によると、英語力が格段に伸びたのは、ルームメイトとのかかわりによるところが大きかったそうです。彼女のルームメイトは、メキシコからの留学生で、ラテン系特有の自己主張の強さがあり、かなりわがままだったそうです。
本来、おとなしく、気遣いが繊細で、謙虚である日本人留学生にとって、このルームメイトとの日々は信じられないことの連続でした。音楽はつけっぱなし、片づけはせず、人のものは自分のものなど、黙っていたら何をされるかわからないという危機感が常にあり、言われたら言い返すということを覚えるまでに1か月も時間をかけていられませんでした。
とにかく、英語を話さないといけません。沈黙は同意または劣勢であり、相手により大きな自由を与えることになります。
「こんなことを言ったら、相手が傷つくのではないか」という感傷はそもそも、相手側にはありませんから、こちらがそれを理解すれば、話し合いの場は互角にセットされることになります。
次に何を言うかですが、相手の機関銃のような英語を毎日聞いていると、英語という言語の性格が呑み込めるようになります。動作主を絶対に省略しない、そして次に動作が示されるという原則です。このS+Vを理屈でなくて、体で覚えれば、すなわち使えるということになります。
怒り心頭のルームメイトがもたらした英語環境は、本人にとっては、英語という言語の本質を教えてくれたといえると思います。それが、英語知識のベースを形作り、授業、スポーツ、そしてその他のいろいろな学習、生活シーンでの応用に広がっていきました。
本人が学生生活を終了するころには、きっと留学して初めてのメキシコ人ルームメイトに感謝すると思います。そして、無知の状態から自分の身を守るための危機感がやがて地域や社会、そして私たちあり方の危機感にまで昇華していくことを願っています。

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