留学コンシェルジュ

その1 英語習得への道筋  ボーディングスクール留学

英語を母国語とする人は基本五文型を学ばないという事実を私は今知りました。33年間、英語圏の学校と付き合っていますが、今まで気づきませんでした。
私がお世話している生徒は主に高校生ではなく中学生です。小学5-6年生で留学を考え、中学校で実行する、あるいは中学1-2年生で考え、3年生から留学を実行するというパターンが主流になっています。
彼らは当然ESLクラスで英語を母国語としない生徒たちと一緒に英語を学ぶわけですが、日本のような文法中心には英語を学習しないのです。では、英語をどのようにして学習するのでしょうか。
中学生として留学して1年目を終えた生徒の英語力を計ってみると、日本でインターナショナルスクールに通っていたか、あるいは小学校時代に海外での生活経験がない限り、SLEPテストでの点数は、20点台の後半から40点台の半ばまで上昇します。この点数を英検に置き換えると3級が取得できないレベルから準2級くらいまでになるということです。
SLEPはTOEFLを作ったETSというアメリカの会社が10代半ばまでの年少者用に作った試験です。今はTOEFLJuniorにとって代わられましたが、SLEPは英語を母国語とする人が、使える英語を簡便に計るために作られた試験です。生活レベルでの英語力を計るのにはとても便利な試験ですが、そのSLEPテストで中学校への留学生は初年度、顕著な英語力の進歩を示します。
大切なのは、留学生、2年目以降です。初年度、彼らが獲得した生活レベル英語基礎力を生かして、ここで日本式英語学習法を留学先での英語学習と合体させるのです。そうすることで彼らの英語力は留学をしない生徒に比べて、3倍から4倍の速さで伸びるはずです。そうでないとジュニアボーディングスクールからテンスクールズなどに進学する留学生の英語力の辻褄が合いません。
日本式英語学習法は明治初期、あるいはすこしさかのぼって幕末にその発祥があるのでしょうが、合理的に英語を理解するためにとても良くできていると私は思っています。日本方式に従って、留学生に英語を教えてみて私はそれを体感しています。その緻密にできた日本式英語学習要領を上手に留学生たちに教え込むことができれば、彼らは必ず飛躍します。
要は教え方のコツです。子どもたちを飽きさせないことです。その点で留学生たちはとても優位に立っています。何より、英語が絶対に必要で、学ぶ以外の選択肢はないという立場にたってしまっているのですから。
つづく

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