留学コンシェルジュ

その5 英語小説の読み方

<前日のブログに続きます>
地方出身の生徒が中学1年時にカナダの田舎町にあるボーディングスクールに留学し、英語力の不足を補うために、サマースクールを経て帰国し、東京で2週間英語の特別学習をしました。
標題、「英語小説の読み方」のモデルになっているのは、とても元気で明るく、やる気のある14歳の生徒です。英語学習に日本の中学生とは全く違うアプローチをしたその生徒ですが、留学に必要な英語を覚えることは、受験に必要な英語を覚えることとは、異種、異質なものだということが十分に理解できました。
英語を知っていることは留学においては機能しません。英語文法をいかに熟知していても、現実への応用がなければ、意味がありません。語順や、熟語などに精通し、受験では、穴埋め作業や、語の配列などに実力が発揮できても、留学ではそれが機能するわけではなく、それらが使われている文章の意味が理解できなければ、意味がありません。
留学先では、英語を学ぶ範囲が限定されているわけではなく、英語学習のすそ野はほぼ無限大ですから、一時的な集中学習では長続きしません。また、英語の得点は知っているかではなく、「英語」を使って自分を表現する、あるいは与えられた課題を調べるなど、いよいよ英語というコミュニケーションの道具の使いこなしが明確に求められます。
この英語の使いこなしこそが日本では、具体的に学習できないことではないかと思います。それ故に面白くもないし、道具としての大切さも認識できないのではないでしょうか。
留学先においては、結局、日本のように緻密に英文法を学ぶ必要はないと思います。学んでもそれで英語の小説がすらすらと読めるわけではありません。日本の中学生、高校生、そして大学生は英語を習得するために、受験という遠回りをしなければなりません。英語教育においても、日本は世界のスタンダードから離れて、その内容はガラパゴス化しているのではないかと思います。
少なくとも、TOEICなどである程度の点数が取れたとしても、日本の学生、生徒は書くことがとても苦手です。それは、書くことのノウハウを6年間の英語教育では教えられていなく、大学になってもその現状はなんら変わりません。
また、読むことにおいても、英語で小説を読むというのは、特別な人のみが行うことで、一般の学生がそれをできるわけではありません。
つづく

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