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油断できません ― 合格後の成績

英語圏の中等教育、高等教育機関への受験はすべてAO入試です。日本のように入学試験を受けた後に一斉に合格発表をするという慣習はありません。9月入学のための出願締め切りは1月末、そして合格発表が3月上旬となります。
日本の場合、合格発表後、受験者の最終成績を受験校に提出することはおそらくないと思いますが、アメリカのボーディングスクールおよび大学では合格発表後の既存学校の最終成績を提出することは当然のことになっています。
受験生の合格後の既存学校における授業や活動も日本と比べて合格者を優遇するものではありません。すなわち、いつものように淡々と授業は進められ、クイズと呼ばれる小テスト、宿題、課題の提出、そしてイクザムという学期末のテストも通常どおり行われます。また、スポーツなどの活動においても、最終学年における選手の引退はありません。引退するかどうかは、生徒ひとり一人が自分の意志できめることであり、学校や先生が強制的に受験生の立場を決定することはありません。
もちろん、ボーディングスクール最終学年の生徒は受験と学業でとても忙しいので、自然とスポーツの優先順位を下げて、一軍で活躍しなくなりますが、なかにはすべてをこなしうる生徒がいるのも事実です。
合格後の成績がD、Fという日本式であれば5段階評価で1、2の場合は合格が取り消されることがある旨、多くの学校が入学条件として契約書に明記しています。そして、この条件はしっかり守られています。
そもそもアメリカの入試というのは、AO方式ですから、受験者の学習力だけでなく、考え方や価値観なども合格の要素に組み入れらます。したがって、受け入れる側は合格したからといって学習の手を抜くというような考えを持っている生徒を受け入れたくないのだと思います。
ボーディングスクールを受験においても合格後の成績の最終結果を求める学校もあります。現在のところ、その結果を提出して合格を取り消された生徒はいません。しかし、油断は禁物です。合格したからといって、自分に対して甘くなると、普段の生活も乱れがちになり、ひいては成績に悪影響が出ることもあります。
勉強は誰のためでもありません。自分のために楽しく行いたいものです。

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