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子どもたちの人格形成と留学

人格を形成するにあたり最も重要なことは、自らの意見を持ち、それを束ねて一貫した姿勢を持って生きていくことではないかと思います。
もちろん、どのような考えであれ、それを貫くためには本人の自助努力が必要であることは言うまでもありません。さらには、具体的であれ、精神的であれ大小の目標を達成するためには、人の力を借りることがとても重要で、自分一人が奮闘努力を孤立的にしたところで、大きな目標は達成できないということに気付かなければなりません。
英語圏の学校で学ぶということは、「自分の意見を持つこと」、「感謝の気持ちをもつこと」、「人の善意を感じること」などの意識をかなりのスピードとボリュームをもって高めます。そうでないと、留学そのものが継続できないことになってしまうからです。たとえば、英語が全くわからない環境のなかで、日々授業が受けられるのは、先生が留学生の状況を理解して、彼らの可能性や努力を信じてくれるからです。友だちもなく、孤独と感じることがあっても「できる」と積極的になれるのは、お母さんやお父さんのこころのサポートがとても大きな役割を果たしていると思います。
日本では、子ども扱いされることにかなりの抵抗感を抱いていた子どもたちにとっては、躍動できる環境であることでしょう。今まで、与えられ続けてきた子どもたちにとっては、驚愕の環境であることでしょう。いずれであっても、子どもたちは一様に誉められることで、少しずつ不安を解消し、自分の能力や可能性をあらたな環境のなかで発見していきます。
中等教育機関への留学は、子どもたちの人格形成に大きな影響を与えます。絶えず自分とは何かを留学中は問われ、そして考えさせられるからです。あるいは、自分がないとやっていけないと本能的に感じて、体と心が反応するのかもしれません。気遣いや思いやりといった人間関係の基本的考え方が、英語圏では異なり、いちいち言葉に出して「自分」を相手に伝えないと生活そのものがスムーズに行えない環境にあるからかも知れません。
年齢的に中等教育機関への留学は、日本人としての自己アイデンティティーの形成が危うくなると思われる傾向もありますが、中学生からの留学においては、33年間の私の経験のなかでは、家族や日本を置き去りにして、現地に同化した生徒はいません。すなわち、家族の絆は簡単には壊れないということです。
人格と学習力はまた別の問題ではありますが、子どもたちの人格は留学によって、早く形成されると私は確信します。

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